日本の内閣府が9日に発表した7~9月期の国内総生産(GDP)改定値が、11月に公表されている速報値と比べて、年率換算で3.5ポイントもの下方修正となったそうです。

3.5ポイントの下方修正は、もちろん史上最大・最悪の修正幅です。
11月16日にGDPが発表された時点で、多くの人々が異常なGDPの回復に疑問を感じていました。実際、同日のGDP発表後の質疑応答では、菅直人内閣府特命担当大臣(経済・財政政策担当)に対して、次のような質問がされています。

質問、今回の実質GDPの結果なんですが、市場の予想も大幅に上回るような内容だと思いますけれども、かなりの大幅なプラスになったことについて、大臣の率直な感想を伺いたい

回答(菅直人)・・・・設備投資については、この間ずっと厳しい状況が続いていたわけですが、底打ち感が出てきたと。・・・・・



結果的には、この「設備投資」に関する見込み違いが、大幅な下方修正の主因だそうですが、3.5ポイントの下方修正ってもう、速報を出す意味がありませんね。

ただ、この件で民主党政権を追及したところで、「速報は速報なので、最終的な数字ではない」とか何とか、友愛アンサーが返ってくるだけでしょうから、どうしようもないですね。

ちなみに、この11月16日のGDP速報値発表前に、直嶋経済産業大臣が別の席で、発表内容を話してしまった件で、鳩山首相からお叱りを受けてますが、今となっては、これだけ事実と異なる数字を漏らして怒られている直嶋さんが可哀想です。


日経ネット
7~9月GDP、年率1.3%増に下方修正 設備投資マイナスに
http://www.nikkei.co.jp/keiki/gdp/

菅直人記者会見要旨(11月16日)
http://www.cao.go.jp/kaiken/0909kan/2009/1116kaiken.html