カンボジア政府は14日、国家反逆罪で禁固7年の判決が出されたチュティポン被告を、ハシモニ国王の恩赦により釈放しました。タクシン元首相が、同被告の釈放時にプノンペンを訪れたことで、両国の緊張が高まっています。
タクシン氏は13日、プノンペン国際空港から直接、チュティポン被告が拘束されている刑務所を訪れ、同被告と面談しています。

チュティポン被告は釈放後、カンボジアのフンセン首相宅で行われたセレモニーに参加しました。また、同被告の母シマラクさんと、タイの野党プアタイ党の党員も同席しました。

タクシン首相は、セレモニーの開始時には姿を見せませんでしたが、後ほど、合流するものと思われます。

フンセン首相は記者団に対し、「彼はもう自由だ。どんな職業に携わっても良い。」と話しました。

また、母シマラクさんは、13日にタクシン元首相との会談の席で、拘束される前に何があったのかと聞かれ、タイ大使館のカムロブ第一秘書官からタクシン氏のフライトスケジュールを盗み出すよう指示されたことを伝えたと話しました。

チュティポンさんの今後について、シマラクさんは「息子がカンボジアで復職することはないと思う。今日、タイに戻って、今回の事件について、まずは詳しい話をするつもりです。」と話しています。

今日14日夕方には、チュティポンさんは、タイに到着する予定です。

バンコクポスト