カンボジアのフンセン首相が来月、メコン川流域国のサミットに出席するためタイを訪れると、カンボジアの外務大臣が発表しました。タイの英字紙ネーショ ンが伝えています。
フンセン首相は昨年、国外逃亡中のタクシン元首相をカンボジア政府の経済顧問に任命したり、アピシット政権に対して批判的な発言をするなど、タイ-カンボジアの両国間の政治的緊張を高める言動を行っています。

フンセン首相が最後にタイを訪問したのは昨年10月に開催されたアセアン・サミットで、タイ訪問中にもアピシット政権を批判し、「現政権とは外交を行わない」「アピシット首相はリーダーシップに欠ける」などと繰り返し話しました。また、解散総選挙にさえ言及していました。

これを受け、タイ政府はカンボジアとの外交関係を格下げし、駐カンボジア大使ならびに第一秘書官をプノンペンから帰国させました。カンボジアも同様の措置で対抗しています。

4月2日から5日にかけてホアヒンで開催されるメコンサミットには、フンセン首相のほか、外務大臣、商務大臣、環境大臣などの代表団が出席する予定です。