タクシン元首相支持派の赤シャツ軍団による反政府デモ集会は3月12日にパンファ橋での集会を開始し、4月3日にはバンコク都心部のラチャプラソン交差点に活動を拡大させ、5月19日の政府による強制排除まで、69日間に渡って続けられました。

この間に起こった出来事を、ニュースで振り返ります。
3月12日
今日は17時で散会、本格的な行動は日曜日 - ジャトゥポーン

赤シャツ軍団の幹部ジャトゥポーン氏は12日正午ごろ、赤シャツ軍団が集まるウォーウェンヤイを訪れました。現地には、300人の徒歩での参加者のほか、ピックアップトラック30台、バイク80台が終結しており、タークシン王像周辺を行進するなどしています。


3月13日
赤シャツ軍団がデモ参加料?を現金で取っ払いする風景

http://www.nationmultimedia.com/home/2010/03/13/politics/Red-shirts-handing-out-cash-to-&039;find-democracy-30124588.html


3月14日
【写真】3月14日早朝のラジャダムヌン通りの様子 - 赤シャツ軍団
バンコク@2010年3月14日026


3月15日
M79グレネードランチャーが軍施設に撃ち込まれ、兵士2名負傷

タイの軍施設にM79グレネードランチャーが撃ち込まれました。兵士2名が負傷、モンクットクラオ病院に搬送されています。


3月16日
赤シャツ軍団幹部らから血液採取をスタート - 夕方、首相府へ
赤シャツ軍団の幹部らは16日朝、首相府前に撒き散らす予定の血液採取を行いました。

3月17日
赤シャツが撒き散らした血液の除去作業 - 専門家らは非難

赤シャツ軍団による「抗議」と称した「血液ばら撒き」が行われた首相府のメインゲートならびに付近の道路では、マスクを装着した衛生当局の職員らに よって、丁寧な血液の除去作業が行われました。


3月18日
タクシン元首相と息子らが数日中にドバイ(UAE)を訪れる予定

タクシン元首相の息子パントンテ氏は17日、現在モンテネグロに滞在中のタクシン元首相と3人の子供らが、数日内にドバイに向けて出発する予定であると明かしました。


3月19日
アピシット首相が赤シャツ軍団との話し合いの席に着く方針

アピシット首相は18日、赤シャツ軍団との話し合いの席につくことを条件付きで了承しました。


3月20日
赤シャツ軍団によるバンコク都内大規模デモ行進 - ルート詳細

本日20日、赤シャツ軍団は「バンコク都民への感謝」の意を示すとして、バンコク都内各所をデモ行進します。都内各所の道路では、広範囲にわたって渋滞が発生するものと見られます。


3月23日
赤シャツ軍団が定例閣議にあわせ、バイク2000台のデモ行動

赤シャツ軍団は23日、公共保健省で開かれる閣議に際し、2000台のバイクを集め、下院解散のデモ行動を実行します。


3月25日
赤シャツ軍団幹部らがBMAの特別医療チームの受け入れ拒否

バンコク都(BMA)のマリニー副知事は23日、赤シャツ軍団のデモ集会参加者らの間で新型インフルエンザが蔓延している可能性があるとして、バンコク都が特別医療チーム派遣を提案したことに対し、赤シャツ軍団の幹部らが拒否したことを明らかにしました。


3月26日
来週サミット開催のホアヒンに国内安全保障法を適用の方針

タイのステープ副首相は26日、来月4月2日から5日の日程でメコン流域国サミットが開催されるホアヒンに対し、国内安全保障法を適用する意向であることを明らかにしました。


3月27日
バンコク都内でテレビ局を狙った連続爆弾攻撃 - 11名負傷

27日夜、2つのテレビ局が爆弾の標的となりました。まず、夜7時、軍が運営するチャンネル5のスタジオにM67グレネードランチャーによる攻撃があり、7人が負傷しました。続いて、夜9時半ごろには、国営のNBT(チャンネル11)で、M79グレネードランチャーを使用した同様の攻撃があり、警戒中だっ た兵士4人が負傷しました。


3月28日
タイ政府と赤シャツ軍団との話し合いは平行線 - 継続協議で合意

アピシット首相が出席したタイ政府と赤シャツ軍団の事態収拾に向けた話し合いは、両者の言い分が平行線のまま終了したものの、今後も話し合いを継続することで合意しました。


3月29日
赤シャツ軍団デモ集会会場から500メートル、カオサンの様子

カオサン@バンコク012


3月30日
タクシン元首相、外務省の要請でスウェーデン滞在できず出国

国外逃亡中のタクシン元首相が、スウェーデンから出国したことが分かりました。タイ政府からスウェーデン政府に対し、滞在を許可しないよう要求したためです。


3月31日
メコン川流域国サミット警戒に5000人超の兵士・警官を配備

タイ政府は、カンボジア、ラオス、ベトナム、ミャンマー、中国が出席して行われるメコン流域国サミットに向けて、警戒レベルを引き上げます。


4月1日
旅行業界の関係者らが赤シャツ軍団の早期解散を求め集会

タイの地元旅行関係者らが2日、反政府の赤シャツ軍団によるデモ集会の早期終了を訴え、バンコクやチェンマイ、クラビ、パタヤ、プーケットなどで集会を行 います。


4月2日
タクシン氏の「国外退去処分」を完全否定 - スウェーデン当局

スウェーデン外務省は1日、タイ当局からタクシン元首相の滞在を認めないよう要請があったものの、スウェーデン政府からタクシン元首相に対して、国外退去を要請していないと発表しました。


4月3日
パンファ橋からエラワンの交差点封鎖まで赤シャツ軍団のデモパレード

赤シャツ軍団は3日、事前の告知どおり、大規模デモパレードを実施しました。ラチャダムヌン通りからプラトゥーナムまで到達した赤シャツ軍団は、進路をセントラルワールドや伊勢丹の方面に向け、エラワンの交差点に仮設ステージを設置し、交通を封鎖しました。

4月3日の赤シャツ軍団パレード002



4月4日
赤シャツ軍団はラチャプラソン交差点で抗議集会を継続

赤シャツ軍団リーダーのジャトゥポン氏は4日朝、ラチャプラソン交差点に設置した仮設ステージで演説を行い、政府の命令に従って同商業エリアを撤退する考えがないことを伝えました。


4月5日
【写真】赤シャツ軍団の大規模デモ集会 4日夜~5日未明


赤シャツデモ集会@ラチャプラソン002



4月6日
赤シャツ軍団がばら撒いた血液からエイズウィルスを検出

ヴァジラ病院のチャイワン院長は5日、赤シャツ軍団がばら撒いた血液を検査したところ、エイズをはじめ、B型肝炎やC型肝炎のウィルスが発見されたと発表しました。


4月7日
数百名の赤シャツ軍団が閣議開催中の国会建物に詰掛ける

数百名の赤シャツ軍団が7日、国会建物前に詰掛けました。大臣や議員ら数名が、フェンスを乗り越えて国会を脱出するなど混乱が見られました。

非常事態宣言発令、ステープ副首相の指揮の下、赤シャツ排除へ
タイのアピシット首相は、7日18時過ぎに発令した国内安全保障法(ISA)が、赤シャツ軍団の抗議行動への抑止力となっていないことを認め、非常事態宣言を発令しました。


4月8日
赤シャツ系テレビ局PTV封鎖。タイのメディア団体は政府を非難

タイ政府のサティット氏は8日、赤シャツ軍団系テレビ局”PTV”の放送を完全にシャットダウンしたことを確認しました。同局の衛星放送の送信側のラインを切断したものです。


4月9日
アピシット首相がハノイ行きを断念。赤シャツ関連のキャンセル3度目

タイのアピシット首相は8日、国内での反政府集会への対応を理由に、ハノイで開催される第16回アセアンサミットへの出席を、急遽キャンセルしました。


4月10日
暗黒の土曜日」 2010年4月10日の時系列まとめ

4月10日の赤シャツ軍団強制排除は、多数の死者を出す惨事となりました。


4月11日
テレビ局は偏向報道だとして会場からの退去要求 - 赤シャツ幹部

赤シャツ軍団のパンファ橋を担当する幹部ソムチャイ・パイブール氏は11日、報道陣に対して、集会場からの退去を命じました。


惨事から一夜明けたカオサン、バックパッカーらへのインタビュー記事
東南アジアを代表するバックパッカーの聖地カオサンでは、10日に発生した血まみれの政治闘争への動揺が広がっています。ある者は破壊された車をデジカメに収め、ある者は壁に残された弾痕を確認しています。


4月12日
【写真】アピシット首相の私邸前の交差点で赤シャツ軍団と警察が対峙


赤シャツ@アピシット家前4月12日002



4月13日
アヌポン陸軍司令官「(現在の情勢は)下院解散で解決する」
タイのアヌポン陸軍司令官は12日、政府と赤シャツ軍団のこう着状態について、政治的に解決するべきだと話し、下院解散により問題が解決されるとの認識を示しました。


4月14日
さらに2名死亡、赤シャツ軍団の強制排除による死者23名に

バンコク都のエラワン緊急医療センターの14日の発表によると、10日に発生した軍と赤シャツ軍団の衝突による負傷が原因で、さらに2名の死亡が確認されました。


【写真】パンファ橋デモ会場の撤収作業が急ピッチで行われる


赤シャツ軍団パンファ橋撤収001



4月15日
政府が「テロリスト」の一味とした人物は、軍事経験のない男性?

赤シャツ軍団の幹部らは14日、メディアを通じて”武器を運ぶ黒服の男”として報じられた47歳の男性と共にステージに上がり、男の素性を明らかにしました。


4月16日
アリスマン氏がロープを使って逃亡、朝日新聞さんの情報が錯綜






4月17日
赤シャツ軍団幹部24人が、5月15日に警察に投降すると宣言

赤シャツ軍団リーダーのジャトゥポン氏は16日深夜、赤シャツ軍団の全幹部24人が5月15日に警察に投降するとの声明を発表しました。


4月18日
赤シャツ軍団のシーロム地区への拡大は認めない - サンセーン氏

平和維持軍のサンセーン報道官は、赤シャツ軍団のデモ行動がシーロム通りなどの主要道路に拡大することを阻止する考えを示しました。


4月19日
シーロム地区のバンコク銀行本店前に軍兵士らの配備完了

バンコクのオフィス街シーロム地区にあるバンコク銀行本店前に、赤シャツ軍団の侵攻に備え、平和維持軍の5部隊が配備されました。


4月20日
赤シャツのデモ会場至近のホリデー インが休業に追い込まれる

赤シャツ軍団が今月3日からデモ会場として占拠を続けるラチャプラソン交差点から数百メートルの距離にあるホテル”ホリデーイン・バンコク”が、客室稼働率2%にまで落ち込み、ついに休業に追い込まれました。


赤シャツ軍団とピンク集団が、ラマ 4世通りをはさんで対峙
バンコクのシーロム通りで20日深夜、デモ集会を続ける赤シャツ軍団と、赤シャツ軍団に反対するバンコクの市民グループ(ピンク集団)の間で、小競り合いがありました。


4月21日
臨時休業を決めるホテルが相次ぐ - ラチャプラソン交差点周辺

赤シャツ軍団のデモ集会の影響により、ラチャプラソン交差点やシーロム地区に近接する地域で、臨時休業を決めるホテルが相次いでいます。


赤シャツ軍団が下院の7月(予算通過後)解散案の拒否
赤シャツ軍団の幹部らは21日、タイ国家経済社会諮問会議から提案された「下院7月解散案」の受け入れを拒否しました。


4月22日
【速報】20時ごろ、ラマ4で両陣営対峙の中、タニヤで大きな爆発

22日20時ごろ、シーロムの繁華街タニヤで爆発があり、負傷者が出ている模様。


4月23日
シーロム連続爆破テロ事件(死者1名、負傷者75名) 政府は赤シャツ軍団の犯行を示唆

バンコク都心のシーロム地区にあるBTS(高架電車)サラデーン駅で22日夜、M79グレネードランチャーから発射された5発の手榴弾が爆発し、タイ人女性1名が死亡、75名が重軽傷を負いました。


4月24日
2日以内に23個師団による強制排除がある - 赤シャツ幹部

赤シャツ軍団幹部のナタウット氏は24日、ラチャプラソン商業エリアでのデモ集会の強制排除が、48時間以内に行われるとの情報を明らかにしました。


4月25日
赤シャツ軍団がアピシット首相の私邸前で40分間のデモ抗議

約300人の赤シャツ軍団のメンバーらが25日朝、アピシット首相の私邸の前でデモ行動を行いました。


赤シャツ軍団が赤シャツを脱ぎ捨て、強制排除に備える姿勢
赤シャツ軍団の幹部らは25日、デモ参加者らに対して赤シャツを脱ぐよう呼びかけ、政府による強制排除に備えるよう警告しました。


4月26日
ピッサヌロークで赤シャツ軍団が国境警察宿営地の出口封鎖

タイ北部ピッサヌローク県で26日、赤シャツ軍団が警察の宿営地の出口を塞ぎ、バンコクに向かう警官隊の車列の出発を妨害しました。


4月27日
赤シャツ軍団メンバーがBTS線路にタイヤ投げ入れ - 全線不通

赤シャツ軍団のメンバーが27日朝、BTS(高架鉄道)チットロム駅の線路内にタイヤを設置し、列車の通行を妨げました。これを受け、BTSでは全線の運行を中断しています。


軍部は状況に応じた実弾使用を許可 - 赤シャツ軍団強制排除
平和維持本部のサンセーン報道官は27日、治安部隊に対して、近距離での自己防衛のための実弾発射を認めていると発言しました。


4月28日
赤シャツ軍団が軍と衝突・交戦、負傷者18名、流れ弾で民間人も負傷?

赤シャツ軍団が28日午後、タイ空軍の本部近くで、治安部隊と衝突しました。タイの英字紙ネーションの記事を時系列でまとめました。


4月29日
黄色デモ隊PAD始動、首相らに手紙を届け報道官らが受取り

反タクシン派PAD率いる約300名の黄色デモ隊は29日午前、バンコクのバンケン地区にある陸軍第11歩兵師団本部で、アピシット首相らに対して、手紙を手渡しました。


4月30日
【動画】ピストルを所持した赤シャツ軍団メンバーを撮影した動画

(1分17秒から) 武器を持つ赤シャツ軍団の支持者
(1分35秒から) 頭に銃弾を受け担架で運ばれる兵士




5月1日
シリントン王女の提案でタイ仏教最高指導者をシリラート病院へ

シリントン王女は1日、チュラロンコン病院をご訪問され、同病院にご入院中のタイ仏教界の最高指導者、大僧正(96)のシリラート病院移送をご提案 されました。


5月2日
タクシン氏が新聞社の電話インタ ビューに答える - 死亡説は完全消滅

タイのタクシン元首相は2日、ネーショングループの記者との電話インタビューに応じ、現在のバンコクの政治的混乱の背後にタクシン氏がいることを否定し、タイ王室に対して忠誠を誓っていることを主張しました。


5月3日
あの野蛮で冷酷で悪名高い日本帝国軍より、赤シャツは酷い

民主主義とダブルスタンダードに抗議する自称チャンピョンがデモ行動を開始してから数ヶ月、赤シャツ軍団の行動は、弱者や患者さえも巻き込み、誰にも止められない大きなガキ大将のような色合いを徐々に強めています。


5月4日
政治的な和解を受け入れる良いタイミング - タクシン元首相

タイのタクシン元首相は4日、プアタイ党の議員懇談会に電話をつなぎ、政治的和解のため、赤シャツ軍団がアピシット首相からの提案を受け入れるの良いタイミングだとの見解を示しました。


5月5日
赤シャツ軍団の次なる目標はプアタイ党の選挙支援 - ウェン氏

赤シャツ軍団幹部のウェン氏は5日、赤シャツ軍団の次なる目標として、次期選挙におけるプアタイ党の勝利に向けた支援を行うことを掲げました。


5月6日
下院解散の具体的日付には言及せず - アピシット首相

タイのアピシット首相は6日、下院の解散を行う日付について、9月15日から30日までの間であるとの回答に留め、11月14日に総選挙を行う考えを改めて表明しました。


PADが政府の赤シャツ軍団への対応を厳しく非難する声明
反タクシンを掲げるPADは6日、赤シャツ軍団に対する政府の対応を厳しく非難し、アピシット首相に対しロードマップの再考を求める声明を発表しました。


5月7日
政府と赤シャツの交渉が続く中、平和維持本部は「武力行使ある」

タイ政府の平和維持本部は6日、アピシット首相から政治的和解のための提案があったにも関わらず、赤シャツ軍団がデモ集会の解散を行わない場合には、武力を行使すると牽制しました。


7日深夜、シーロム地区周辺で銃 撃・爆発事件、警官2名死亡
7日夜、バンコク都心部シーロム地区およびルンピニ公園近くで、銃撃と爆発が連続して発生し、少なくとも警察官2名が死亡、9名(うち7名は警察 官)が負傷しました。


5月9日
アピシット首相が「テロ行為の首謀者はカッティヤ氏」と断定する

タイのアピシット首相は9日、赤シャツ軍団との和解プロセスを妨害しようとした首謀者は、停職中の軍人カッティヤ氏であると名指しし、テロリストの長であると指摘しました。


5月10日

赤シャツ軍団「ステープ氏の自首 が、デモ散会の条件」、副首相は受け入れる構え
赤シャツ軍団は10日、首相から提案されたロードマップを受け入れ、11月14日の総選挙で了承する姿勢を示しました。しかし、デモ集会を散会する条件としてステープ副首相の自首を求めました。


5月11日
我々の要求はDSIへの出頭ではな い、散会しない - 赤シャツ軍団

赤シャツ軍団幹部のウェン氏は11日、ステープ副首相がタイ特別捜査局に出頭したことについて、赤シャツ軍団が出した条件を満たしていないため、デモ集会は散会しないと話しました。


5月12日
デモ集会エリアへの交通、電気、水道、電話を”完全封鎖”へ

タイ政府の平和維持本部は12日、赤シャツ軍団が占拠するラチャプラソン地域を完全封鎖すると発表しました。


5月13日
ふりだしに戻る - タイ政府は11月14日の総選挙計画を破棄

タイ政府は12日、赤シャツ軍団がラチャプラソン交差点におけるデモ集会の散会を拒否したため、下院解散および11月の総選挙実施の計画を破棄しました。


カッティヤ氏銃撃とルンピニ公園付近の衝突で1名死亡、7名重体

過激派として知られる赤シャツ軍団の幹部カッティヤ少将が13日深夜、穏健派リーダーに代わりデモ行動を先導すると宣言した数時間後、サラデーン交差点付近で頭部に銃弾を受けました。


5月14日
【時系列】5月14日の強制排除のまとめ、16名死亡、157名負傷



5月15日
【時系列】5月15日、ラチャプラロップおよびソイ・ランナムを進入禁止に



5月16日
【時系列】5月16日、死者29名に、17日-18日は特別休日に



5月17日
【訃報】カッティヤ少将、享年59

赤シャツ軍団の過激派として知られた軍のスペシャリスト、カッティヤ少将が17日午前9時20分、入院先の病院で死亡しました。

【これは必読】ニュースクリップ齊藤正行氏のバンコク市街戦ルポ



5月18日
ヴィーラ氏が水面下で交渉中、きっと問題解決してくれる:ウェン氏

赤シャツ軍団幹部のウェン氏は18日、同士であるヴィーラ氏によって、平和的な解決と赤シャツ軍団のデモ集会の散会のための秘密裏の交渉が進められていると話しました。


5月19日
【時系列】軍がサラデーン交差点を制圧、赤シャツ軍団は逃亡



ジャトゥポン氏、ナタウット氏が解散を宣言し、デモ集会を終了

午後1時15分頃、赤シャツ軍団リーダーのジャトゥポン氏がラチャプラソン交差点の壇上に上がり、さらなる死者を出すことを避けるため、赤シャツ軍団のデモ集会を散会することを宣言しました。