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セントラルプラザホテルは、政治的混乱の影響を受け、ホテルおよび飲食店の収益成長見通しを7%まで下方修正しました。タイの英字紙ネーションが伝えています。
同ホテルグループでは、ホテルおよび飲食店の今年の収益を当初、95億バーツと見込んでいましたが、政治的混乱による観光客の減少などを受け、収益見通しを9億バーツまで引き下げています。

2009年の同ホテルグループの収益は84億バーツで、収益割合は、飲食業が55%、ホテルが45%でした。

スティキアット代表は、ホテル部門では、旅行者のキャンセルが相次いだほか、ビジネスユースのミーティングやイベントなどの予約にもキャンセルが出ているため、8億バーツの損失が発生していると話しました。

セントラルワールド敷地内にあるセンタラ・グランド・ホテルは、5月19日の放火などの影響を受け、2000万バーツの機会損失が発生しています。政治的混乱前の客室稼働率80%が、デモ集会の開始後7%まで落ち込みました。

スティキアット氏は、「これは、私のこれまでのビジネスの中で最大の被害です。」と話しました。

今後のタイの観光業については、第4四半期には回復するのではないかとの見通しを示しています。