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トヨタ・モーター・タイランド(TMT)は8日、同社が製造拠点の一部をタイからインドネシアに移転するとの報道を、きっぱりと否定しました。タイの英字 紙ネーションが伝えています。
TMTのウティコーン副社長は、タイ法人の事務所から8日付の声明を発表し、「(移転の情報は)虚偽である」と報道を否定しました。

同氏によると、TMTは6月上旬、革新的な国際多目的車(IMV)プロジェクトの一環として、サムットプラカン県にあったピックアップトラックの製造工場を、チャチュンサオ県に移転し、輸出を主体とした製造拠点作りを行ったばかりです。

TMTでは、タイ国内外での需要の高まりを受け、チャチュンサオ県の工場の稼動を再開させます。

IMVプロジェクトによる輸出は、これまでのところ前年比55%増となっており、タイ国内の注文を消化するために2ヶ月を要する状態で、「需要に答えるためにシフトを倍増させた。」と、ウティコーン副社長は話しています。

ジャカルタポストは先週、タイ国内の政治的不安定とインドネシアの経済発展を受け、トヨタ・モーター社(TMC)がフォーチュナー・スポーツの製造拠点を8月からインドネシアに移転する計画であると報じていました。