タイのカシット外務大臣は5日、モンテネグロ政府に対して、同国に滞在中のタクシン元首相に与えられた法的身分や市民権について、再検討するよう促しました。タイの英字紙ネーションが伝えています。
カシット外相は、ポーランドのクラクフで、モンテネグロのミラン外相と初めて会談し、タクシン元首相に関する要求を示しました。カシット外相は、タクシン元首相がタイ国内において、テロリスト容疑を含む複数の容疑をかけられていることを伝えました。
カシット外相は、「誰にパスポートを発行するのかはモンテネグロの主権だ。ただし、私は、このことがタイの政治と関連がないとタイ国民に説明することは、私には難しい。」と話しました。
また、「(タクシン)元首相は、政治的な行動をしています。最近も、タイ政府を攻撃するためのロビイストを雇い入れたばかりです。これは、タイ政府にとって重要なことなので、モンテネグロには十分に理解していただきたい。」とも述べました。
カシット外相によると、モンテネグロのミラン外相からは、ヨーロッパ連合と北大西洋条約機構への加盟を目指しており、国のイメージを汚したくないとの回答がありました。
カシット外相は、「誰にパスポートを発行するのかはモンテネグロの主権だ。ただし、私は、このことがタイの政治と関連がないとタイ国民に説明することは、私には難しい。」と話しました。
また、「(タクシン)元首相は、政治的な行動をしています。最近も、タイ政府を攻撃するためのロビイストを雇い入れたばかりです。これは、タイ政府にとって重要なことなので、モンテネグロには十分に理解していただきたい。」とも述べました。
カシット外相によると、モンテネグロのミラン外相からは、ヨーロッパ連合と北大西洋条約機構への加盟を目指しており、国のイメージを汚したくないとの回答がありました。