サワン・ボリブーン・レスキュー隊@パタヤ001もし、貴方がパタヤを観光中に交通事故に巻き込まれたとしたら、担架の上で意識を取り戻した貴方は、背中に大きく「明」と書かれたユニフォームに身を包んだ人々を目にすることだろう。

パタヤ地域一帯を管轄するサワン・ボリブーン・レスキュー隊の隊員たちだ。
サワン・ボリブーン・レスキュー隊@パタヤ002タイでは、日本の消防庁にあたる組織が救急車を保有しておらず、また、救急車を所有している病院の数は限られているため、事件や事故で死者や負傷者が出た場合には、レスキュー隊が警察や医療機関と連携しながら、救急対応を行うのが一般的である。

こうしたレスキュー隊の活動は、各地域の企業や個人らからの寄付金によって賄われており、レスキュー隊員に支給する手当てのほか、救急車などの購入に充てられている。

タイ全土に支部を持つ「明(タイ語:サワン)」は、こうしたレスキュー隊組織のひとつで、そのパタヤ支部に当たるのが、ボリブーン・レスキュー隊である。

サワン・ボリブーン・レスキュー隊@パタヤ003パタヤ市北部のナクルアに拠点を置くボリブーン・レスキュー隊は、警察や医療機関との連携を行う無線班7名と、現場に駆けつけ医療対応を行う医療班9名、特殊機材を使用した救出活動を行う機材班2名など、約20名が中心メンバーとして活動するレスキュー隊だ。

レスキュー隊員の多くは、病院や自動車修理工場などに勤務しており、週に3日程度、レスキュー隊員としての活動に参加し、24時間365日の活動を実現している。

年間を通して多くの観光客が訪れるパタヤは、飲酒による事故やトラブル、観光客を狙った強盗事件、マリンスポーツでの事故など、様々なトラブルが発生するため、ボリブーン・レスキュー隊の本部に設置された無線や電話が鳴り止むことはない。


キャプローグでは、タイを代表するビーチリゾートであるパタヤを支えるサワン・ボリブーン・レスキュー隊に同行し、彼らの活動内容について、お伝えします。

次回「パタヤ・レスキュー密着24時 vol.2」では、サワン・ボリブーン・レスキュー隊の保有車両について、ご紹介いたします。

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