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タイ法務省の特別捜査局(DSI)は、赤シャツ軍団による政治的混乱において資金的な援助をしていた支援者について、まもなく正式に発表する予定です。タイの英字紙ネーションが伝えています。
DSIのタリット局長は13日、同局は平和維持本部に対して、赤シャツ軍団による反政府集会に対する資金的な繋がりが確認できなかった個人(企業)を、これまで発表してきたブラックリストから排除するよう伝える方針を明らかにしました。

このため、DSIでは今週、ブラックリストに含まれる83の個人(企業)を、3つのグループに分類する作業を始めました。3つのグループとは、白(無関係)、灰色(不明確)、黒(関係あり)です。

また、ブラックリストに掲載されている個人(企業)のうち、73の個人(企業)がDSIに対して弁明書を提出したことを明らかにしました。このうち36の個人(企業)は、弁護士を通じて弁明書を提出しています。

現在、DSIに対して弁明等が行われていない10名のうち5名は警察当局に拘束中のため、DSIが直接確認を行います。しかし、タクシン元首相を含む残りの5名については、現在のところ、連絡が取れていないとのことです。

DSIでは、ブラックリストに掲載されている52名について、さらなる捜査を進める方針で、新たな提出書類を求めるなどして、実態解明に向けた動きを加速させます。