ワールドカップを対象としたサッカー賭博の摘発のために設置された機関が発表した統計によると、1782名が逮捕されると共に、現金16万6200バーツと、送金中の360万バーツが押収されています。

逮捕者数は、前回大会時（2006年）の1593名と比べ、増加していますが、インターネットを使ったノミ行為が横行したことから、押収金額については前回大会時の845万バーツを大きく下回っています。

逮捕者の内訳は、ノミ屋が28人、取り立て人が39人、賭けを行っていた1715人でした。前回大会では、ノミ屋が492人でした。

今回の結果を受け、捜査当局ではインターネットを利用した賭博行為の摘発と抑制のため、対象サイトを監視すると共に、タイ国内からのアクセスを禁止する措置を講ずる計画です。