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スクムビット通りと言えば、日本人にとってはバンコク中心部を走る道路としてお馴染みだが、スクムビット通りはタイ東部に伸びる主要幹線道路のひとつであり、パタヤを抜け、カンボジア国境まで繋がっている。
バンコク都内では常に渋滞している道路という印象のスクムビット通りも、タイ東部地域では比較的渋滞が少なく、夜になると高速で走行する車両が目立つ。
夜24時を過ぎた頃、スクムビット通りでバイクが転倒する事故が発生したとの通報があった。場所は、パタヤ市の北郊のロンポー地区である。医療班04(ドーンさんチーム)の救急車に同乗し現場に向かった。事故が発生したのは、パタヤ方面に向かう下り車線で、現場にはサワン・ボリブーンのボランティア隊員らのほか、バイクに乗った野次馬も多数いた。
事故を起こしたのは中年の男性で、真っ直ぐに伸びるスクムビット通りで単独で転倒し、死亡したとのことだった。医療班が到着した時には、既に男性は死亡していた。
男性が乗っていたバイクは、男性が倒れていた地点の前方30メートルほどの場所でボロボロの状態で道路脇に置かれていた。男性が転落後も、バイクだけが道路を滑ったとのことで、相当なスピードで走行していたことが窺える。
また、男性が素足であることを不思議に思って周辺を見回ってみたところ、男性が履いていたであろうクツは、男性が倒れていた地点よりも50メートル以上前で見つかった。いったい、どのような状態で脱げたのだろうか?タイ全土で共通して言えることだが、パタヤでバイクに乗る人々のヘルメットを被っている割合が非常に少ない。逆に、ヘルメットを被っている方が珍しいと言った方が適切なくらいだ。今回の事故によって死亡した男性は、相当激しく転倒しており、ヘルメットの着用が生死を分けたかどうかは判断し難いが、月間50名を超えると言われるパタヤの交通事故による死亡事故多発の一因が、ヘルメットの不着用にあることは間違いなさそうだ。



次回[パタヤ・レスキュー密着24時 vol.14]は、Uターンするクルマに、直進したバイクが激突、負傷者1名の事故です。
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