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※トラックとバイクの接触事故について書く予定でしたが、予定を変更して、医療班04の救急車のドライバーを務めるドーンさんを紹介します。

現在、サワンボリブーンの医療班は、02から04までの3班が活動している。各班の隊長は、02班がジャックさん、03班がソムチャーイさん、04班がドーンさんだ。今回は、04班の隊長で、救急車のドライバーを担当するドーンさんを紹介する。
サワン・ボリブーン・レスキュー隊@パタヤ008前回(vol.14)も触れた通り、ドーンさんは日頃はバンコク・パタヤ病院で働く病院スタッフである。そして、病院での仕事とは別に、レスキュー隊としての活動に参加している。ドーンさんに限らず、レスキュー隊の隊員らは本業を持ちつつ、レスキュー隊の隊員として激務をこなしている。

ドーンさんは、緊急医療の上級資格であるEMT-Bの保有者で、サワン・ボリブーンの医療班で最もベテランの隊員である。

レスキュー隊の活動に参加して初めて感じたことだが、救急車の運転というのは、かなり高度な運転技術が求められる。サイレンを鳴らしながら走行すると大半のクルマが救急車に道を譲るものの、クルマを寄せる方向がバラバラであるため、救急車はクルマの間を縫うように走ることになる。しかも、ほとんどスピードを落とさずに走らなければならない。

サワン・ボリブーン・レスキュー隊@パタヤ009また、サイレンや赤色灯の操作を行う必要がある。赤色灯は常に付けっぱなしだが、サイレンは3種類あり、状況に応じて使い分ける。さらに、クラクションが2種類、そして、場合によってはマイクを使って交差点進入を走行車両に伝えるなど、通常の運転以外にも多くの作業を行う。

加えて、無線班からは常に新たな事故を知らせる連絡が入っており、場合によっては別の現場に向かう必要がある場合や、病院の受け入れ状況により搬送先の病院を変更する場合など、緊迫した状況下での的確な判断を求められる。

ひと言で「慣れ」と言ってしまえば簡単だが、一般人よりも明らかに多くの事故現場を見ている医療班の隊員らが、危険を承知の上で救急車を運転する精神力には、いつものことながら感服する。


次回[パタヤ・レスキュー密着24時 vol.16]は、トラックとバイクの接触事故です。

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