今さら説明不要だが、パタヤはタイを代表するビーチリゾートであり、ファランと呼ばれる西洋系外国人が多く訪れる観光地として知られている。ヨーロッパは不況なようだが、ロシアからの観光客は多いそうだ。
夜、サウスパタヤのビアバー街から、ファランの男性が青ざめていて具合が悪そうなので来て欲しいとの通報を受け、医療班02(ジャックさんチーム)が現場に急行した。

パタヤを大まかに説明すると、パタヤ市街は海に沿って南北に縦長に伸びており、南に行くほど夜の歓楽街としての色彩が濃くなる。つまり、サウスパタヤというのは、そういう場所である。

サワン・ボリブーン・レスキュー隊@パタヤ001救急車が到着し、いつも通り救急車を降りようとすると、医療班のターさんが「救急車の中で待っていた方がいい」と言う。理由を聞くと「酔っ払ったファランは凶暴なので、カメラを向けると殴られる危険がある。」とのこと。

数分後、ビアバーの店内に入っていった医療班の隊員らが出てきた。具合の悪いファランは、いない。

ジャックさんの説明によると、「青ざめていた」ファランは、ただ「お腹を壊した」だけだったらしく、わざわざ救急車が駆けつけるような状況ではなかったらしい。ファランの様子を見て慌てて通報したビアバーの店員は申し訳無さそうな表情を浮かべ、レスキュー隊員らは「お腹を壊しただけだって」と笑いながら、現場を後にした。

こういう無駄足も含めて、レスキュー隊の活動なのかもしれない。


次回[パタヤ・レスキュー密着24時 vol.19]は、ファランが浴室内で転倒の巻。

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