カンボジア政府(フンセン首相)が、タイとの関係改善に向けた努力を鮮明にしていますが、いったいどういった思惑による行動なのでしょうか?

カンボジアのフンセン首相は24日、山菜採取の目的で国境地帯に入っていたところをカンボジア当局が拘束したタイ人男性ら3名を釈放するよう命じたことが分かりました。
タイとカンボジアの両国関係は、最大の懸案事項となっていたタクシン元首相のカンボジア経済顧問就任問題が解消され、両国の駐在大使が復職したことで、関係改善が顕著となっています。

タイの東北部スリン県の県知事によると、「フンセン首相がカンボジアのシュムリアップ県に対して、3人のタイ人男性の解放を命じたとの連絡を受けている。」とのことです。


今思えば・・・

赤シャツ軍団のデモ解散後に発生したバンコク都内での爆破事件の容疑者がカンボジア国内に逃げ込んだ際には、カンボジア当局が協力し、犯人をタイ当局に引き渡すなど、タイ側に歩み寄る姿勢は見られました。そして今回、タクシン元首相の経済顧問辞任を契機として、2国関係の改善が加速したとの見方が自然なのかもしれません。