今年3月から5月までバンコク都内でデモ行動を行った親タクシン元首相派の赤シャツ軍団の幹部らの一部は、現在も警察の捜査を逃れて各地に潜伏中ですが、このほど、幹部の一人が警察に自ら出頭しました。

体が癌(ガン)に侵され、資金が底をついたため、逃亡をあきらめたそうです。
「DJ ヌムニラナム」の呼称で知られるプラユット・モーンサーン容疑者(54)は、ウボンラチャタニー県の赤シャツ軍団幹部で、非常事態宣言下における政治集会参加と、放火の容疑が持たれています。警察への出頭時は、入院患者の衣服を身に着けていました。

本人が警察に話したところによると、逃亡生活に入り、国境の森林地帯で潜伏生活を始めたものの、「予定通りに医者に会うことが出来ず」、体調が悪化したとのことです。プラユット容疑者は、鎮痛剤としてモルヒネを使用していましたが、潜伏生活ではモルヒネの入手が困難であったことも、出頭の理由とのことです。

また、デモ集会が散会した5月19日の時点では、所持金が2万バーツあったものの、逃亡生活で資金が底をついたことも、潜伏をあきらめる理由だったようです。