タイ東部チョンブリー県パタヤ市で12日朝、10歳の少女が連れ去られ、レイプされるという事件がありました。逮捕された男性は46歳で、寺の境内で少女を騙し、ホテルに連れ込んで犯行に及びました。
事件があったのは、パタヤ市内のパラダイス・バンガローという小規模ホテルで、午前6時ごろ、通報を受けた警察官らが現地に駆けつけました。現場では、10歳の少女をレイプするという残忍な行為に及んだブンゲー・ポルタイソン容疑者(46歳)は、周辺住民らによって取り押さえられていました。

犯行が行われたパラダイス・バンガローの7号室では、ベッドに血痕と体液が付着しているのが確認されており、警察が証拠として押収しています。

ホテルの管理人の話によると、ブンゲー容疑者は同日未明、被害にあった少女と共にチェックインしたとのことです。チェックイン時、ブンゲー容疑者は被害者少女を姪だと話していました。

その後、ブンゲー容疑者の部屋から少女の悲鳴が聞こえたため、事件が発覚しました。

警察の取調べに対してブンゲー容疑者は、仕事で他県に出張し、寺に参拝した際、被害者少女を見つけ、「新しい服を買ってあげる。」と騙して連れ去ったと犯行を自供する一方で、「少女がみすぼらしい服装をしていて、可哀想だったから。」などとも話しているとのことです。

ブンゲー容疑者は実際、服と学生かばんを被害者少女に買い与えており、その後、ホテルに入り少女をレイプしています。