ニュージーランドのタイ大使館は23日、現地で発生した地震により、タイ人6名が行方不明であることを伝えました。ノパドン・テピタック大使が話したものです。

行方不明になっているのは、看護学部の卒業生6名で、家族らが連絡を試みていますが、今のところ、連絡は途絶えたままだということです。

行方不明者のひとりであるタニダさん(36)の父親ペンシオナーさんは、報道陣に対して、「娘や、娘の友人に連絡をとったが、今のところ、連絡が取れていない。とても心配だ。生きているかどうかは、半々だ。」と、現在の心境を語っています。
タニダさんは、チェンマイ大学の看護学部を卒業し、バムルンナート病院で勤務した後、奨学生としてニュージーランドに渡り、現地クリストチャーチで生活していたということです。また、家族との最後の電話では、学業を終えた後も、クリストチャーチに残り、仕事をしたいと話すなど、現地を大変気に入っていたようです。

父親のペンシオナーさんは、「最新のニュースを常に確認し、娘に関する情報があれば、すぐにクリストチャーチに飛べるように準備しておくことしかできない。」と話しています。

タニダさんはブリラム県出身で、その他の行方不明者は、それぞれ、チェンライ県、ナコンパトム県、バンコク都の出身者であるとのことです。

タイ政府では、ニュージーランドに対し、230万バーツ(約620万円)の資金援助を決定したほか、支援物資の提供について検討しています。