武装過激派グループによるテロ事件が相次いでいるタイ深南部パッタニー県で7日、銃撃事件に巻き込まれた1歳2ヶ月の女児が死亡しました。この女児は、犯行グループが標的とした男性の孫で、現場に居合わせたために銃撃を受けました。

死亡した女児は、ブンティサ・マラヤノントちゃんで、肩と胸部に銃弾を受けており、病院での手術が行われましたが、2時間後に死亡が確認されました。ブンティサちゃんは、集中治療を受けた後、母親の腕に抱かれた状態で息を引き取ったということです。

ブンティサちゃんの祖父で、犯行グループの標的となったスポン・クロムポンさん(62)は、元警官で、クルマを運転中に銃撃に遭い、現場で即死しています。