タイ深南部ヤラー県で18日午前、イスラム教過激派の犯行と思われる自動車爆弾テロ事件が発生し、軍兵士1名が死亡、25名が負傷しました。
地元警察の発表によると、自動車に設置された爆発物は、軍関係者の車両が通過するのを狙って爆発したとのことです。爆発による死亡者は軍兵士1名、また、軍関係者6名が負傷、民間人19名も巻き込まれ負傷しています。

この地域では、同様の自動車を利用した爆弾事件が2月にも連続して発生しており、2件の爆発で死者が出ています。また、隣県のナラティワート県では、警察官を狙った爆弾事件が同日18日に発生しています。

タイ深南部では、イスラム教過激派によるテロ行為が続き、2004年以降、4300人以上が死亡しています。