ROUTE 555_s2011年5月13日、2日目はコラートのドゥシット・プリンセスホテルからスタート。コラートは、タイ東北部(イサーン地方)の玄関口と言われち大都市であり、今日からが本格的なイサーン・ツーリングとなる。(初日の様子は、こちらをご覧ください。

出発の前に、まずはホテルの前で記念撮影。
http://www.caplogue.com/archives/4808046.html
このドゥシット・プリンセスホテルは、コラートでは最上級クラスのホテルだそうで、部屋の雰囲気も良く、Wi-Fiも完璧だった。1階にあるバー&レストランで歌っていた歌手が、とても歌が上手かったことが印象に残っている。ちょっと郊外にあって、静かな雰囲気の場所なのもグッド。
さて、この日のツーリングは、コラートを出発して、ロケット祭りが行われるヤソートン県に向かう。2日目とあって、各ライダーの運転もスムーズだ。勢いに乗って行こう!と思ったら・・・・雨到来。

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写真を見ていただければ分かるとおり、全員、ちゃんとレインコートを着ている。実は、道の前方に雨雲が来ていることを発見したツーリストポリスが、雨の中に入る前にバイク隊を停車させ、レインコートの着用を指示しており、準備万端の体制での雨の走行だった。

この日、最初の目的地は、コラート郊外にあるピマーイ遺跡である。ネット上でピマーイ遺跡を訪問した人たちの感想を見ると、アクセスが大変そうなのだが、バイクで移動する私たちにとっては、移動自体が目的であり、朝から程よいツーリングだった。(雨が降らなければ、もっと良かったけど・・・)

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早朝にホテルをスタートして、8時からピマーイ遺跡を訪問した私たちは、旅の主要目的地であるヤソートン市に向かってツーリングを再開した。途中で小雨に遭遇したり、ガス欠になるのではと不安になる場面もあったが、ツーリング自体は概ね良好。どこまで行っても道路が良く、快適なツーリングだった。

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森の中を抜けたり、イサーンの田園風景を眺めたり、アメリカの砂漠を走るワイルドさはないけど、タイでツーリングするのも悪くないと、参加者の皆さんには感じてもらえたのではないかと。

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今回のツーリングのメンバー構成は、十数年ぶりにバイクに乗ったという在タイ者や、昔はレースに参加していましたという方、海外ツーリングには良く行ってますという方、普段は大型バイクで一人ツーリングを楽しんでいるという方などなど、実に多彩なメンバー構成で、スタート前は少し不安があったが、良いメンバーに恵まれ、楽しいツーリングだった。

あと、バイク隊を先導してくれたツーリストポリスの警官も、とても良い人だった。

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そして、約300キロくらいの工程を終えて、ヤソートン市にあるJ.P.エメラルドホテルに到着。

驚くことに、バイクの隊列がホテルに到着したところ、玄関ではヤソートン市長(写真)が出迎えに来ていただき、コーヒー&ケーキまで用意していただく熱烈な歓迎が。また、出発式にも出席していただいた観光庁のアピチャートさんも同じく、出迎えのために来ていただいた。

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ヤソートン県で行われるロケット祭り「ブンバンファイ」は、雨季入りを前に行われる雨乞いの祭りで、同じくロケットを打ち上げる祭り「龍勢祭り」を持つ埼玉県・秩父市とは、相互の文化交流を行っている。例年、ロケット祭りの時期には、相互に代表団を組織して祭りを訪問するなど、姉妹都市の提携だけに留まらない関係構築が行われているのだ。

そして、この夜。

J.Pエメラルドホテルの会場では、タイ政府観光庁が主催のディナーパーティに招待された。何か祭りに関連したディナーパーティに招待されたのだろうと思って、会場に行ってみて驚いた。なんと、私たちバイクチームが主賓の歓迎パーティだった。ステージ後ろの飾りを見ると、間違いなく、バイクチーム「ロケットスタートライド2011」と書かれている・・・・。

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いつもながら急な話だけど、平安桜の2人にも頼んで、ヤソートンでの最初のステージに上がってもらった。

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この後、私が壇上でカラオケを歌わされるなどのハプニングがあったものの、総勢50名ほどの歓迎パーティは、ながながと続いたのでした・・・・・。