調査会社ニールセンが行ったオンライン調査によると、スマートフォンを保有していないタイ人のネットユーザーのうち、約半分の47%が、年内にスマートフォンを「必ず買う」あるいは「おそらく買う」と考えていることが分かりました。特に、男性がスマートフォンの購入を望んでいるとのことです。
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ニールセンによると、昨年末のタイ国内におけるネットユーザーのスマートフォンの所有率は25%で、昨年一年間で8%以上の上昇を記録しました。この伸び率は、他の東南アジア諸国(シンガポール、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピンなど)と比較して、最も高い数字でした。

現在、東南アジア全体におけるネットユーザーのスマートフォン所有率は、25%であるとのことです。
現状、タイにおける3Gネットワークは、タイ国内全体をカバーするに至っていませんが、Wi-Fiの普及により、ゲームなどを楽しむユーザーが増えています。今後、3Gネットワークが拡大することにより、さらにスマートフォンの需要が増えることが予想されます。

タイのネットユーザーに占めるスマートフォン保有者割合の年齢別の統計では、50歳から54歳が最も高い数値(35%)を示し、45歳から49歳(32%)、40歳から44歳(28%)、25歳から29歳(28%)と続きました。