7月3日の総選挙に向け、各政党が政権獲得時の政策を国民に対して訴えるなか、地震や洪水などの災害対策に言及する政党がないと、災害予防局のスミス局長が話しました。タイ国内で確認されている活断層について、対策が必要であると話しています。

特に、ミャンマーとの国境で確認されているシーサワットとスリーパゴダを結ぶ地域の活断層では、数年以内に大地震が発生する懸念が、伝えられています。

スミス局長は、日本をはじめ世界各地で発生している地震を受け、タイ国内で発生する可能性のある大災害への注意を喚起すべきであると述べ、津波や洪水、土砂崩れなどに対する本格的な取り組みを、新政府に対して求めました。