2012年2月1日創刊の日刊「タイノヒト」の発行準備号第一弾をお届けします。

本日の「タイノヒト」は、この方。
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バンコク西方80キロほどのラチャブリー県を訪れました。知人の新築祝いに駆けつけたのですが、どうやら地元の実力者らしく、来訪者は300人以上のド派手な新築祝いのパーティでした。そして、本日の「タイノヒト」として登場していただいたこの男性は、このパーティのステージ上で、歌を歌っていた方です。(写真がピンボケですみません)
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タイでは、新築祝いに限らず、結婚披露宴などの目出度い席では、こうしたステージ歌手らを呼んで会場を盛り上げることは決して珍しいことではないのですが、インタビューしてみると、ちょっと意外なことが分かりました。


以下、日刊「タイノヒト」のベータ版として、お楽しみください。

新築祝いのパーティで、豪華な料理を楽しんでいると、ステージの方から聞きなれた曲が流れてきました。日本の有名歌手・谷村新司さんの名曲「昴(すばる)」です。実は、この曲はタイ人にも良く知られていて、タイ語版の「昴」がイベント会場などで流れることも珍しくないのですが、ステージから聞こえる歌声を聴いていると、2番の歌詞が日本語でした。しかも、かなり上手い。こんなキッカケで興味を持ち、この歌声の主にインタビューしました。

※男性の名前と年齢を聞き逃しました。すみません。

インタビュアー = キャップ(C)
-------------------------(インタビュー)-------------------------

C. こんばんは。日本語で「昴」を歌ってましたね。
はい、そうです。聴いていただけましたか?

C. 日本語の歌が上手くて、驚きました。
ありがとうございます。「昴」は、タイでも有名な曲なので、昔から歌っていたのですが、チャレンジしてみようと思って、日本語の方も勉強しました。

C. 日本語は話せますか?
いいえ、全く話せません(笑) 歌うだけです。

C. ステージは、この辺りの地域(タイ西部)が多いですか?
あちこち行きますよ。パタヤ(チョンブリー県)にも行きますし、もちろんバンコクでのステージもあります。

C. 毎月、何回くらいステージをされていますか?
たくさんです。月によりますが、今月は12月(イベントが多い月)なので、かなり多いです。

C. 今月(27日時点で)は、15ステージ以上していますか?
いえいえ、そんなに少なくないですよ。今月は毎日、毎日、ステージをやっていますよ。今年は特に、洪水があったので、被災地で歌うことも多いので、例年より多いです。

C. なるほど、洪水の被災地で歌うこともあるんですね。
そうです。私たちは、軍の方から来ているので、被災地などで皆を元気付けるようなイベントで歌うことが良くあります。

C. え?軍って・・・タイ国の軍隊ってことですか?
はい。私たちは軍に所属している歌手と楽器と機材のチームです。軍の一員として、皆を元気付けたり、今日みたいにお祝いの席を盛り上げたりしています。

C. タイ軍に、こんな人たちがいるとは、初めて知りました。
そうですか(笑)

C. ちなみに、今日のようなステージで、いくらで来ていただけるんですか?
それは、おまかせです。特に決まった値段はなくて、呼んでいただいた方の気持ち次第です。

C. かなり大人数ですよね?
今日来ているのは・・・・、歌手が4人、楽器が6人、機材が2人、あと運転手などが4人です。

C. 最後に、この仕事で楽しいところは何ですか?
みんなが楽しんでくれることが、一番楽しいことです。みんなが楽しいと、私も楽しいです。

C. ありがとうございました。
ありがとうございました。

-------------------------(インタビュー終わり)-----------------------

ということで、この男性は、タイ軍所属のステージ歌手の方でした。ただ、こういう時でも、タイ人は「嘘か本当か分からない嘘」をついたりするので、「本当かなぁ?」と疑心暗鬼でしたが、ステージ終了後の様子を見ていると、タイ軍所有の大型バスが到着し、メンバーの皆さんが乗り込んで帰っていきましたので、本当にタイ軍所属のステージ歌手の方でした。

日本の自衛隊にも、楽器を演奏する隊員の方がおられますが、こんなにラフな感じのステージをする部隊はないですよね?

<インタビュー後記>
もっと聞きたいことがありましたが、ステージの合間をぬってのインタビューだったため、あまり多くのことを聞くことが出来ませんでした。あと、名前と年齢、そして連絡先を聞けなかったのが大失敗ですね。今後のインタビューでは、基本的な事項を簡単に記入できるようなシートを作って、その辺を聞き漏らさないように工夫しようと思います。

「もっと、こういう質問をして欲しかった」とか、ご意見がありましたら、キャプローグのコメント欄、あるいは、フェイスブックツイッターなどで、何なりとご指摘ください。よろしくお願いいたします。