タイ国内における二輪販売などを行うA.P.ホンダは10日、プレスカンファレンス2012を開催しました。
タイでは昨年後半、大規模な洪水被害が発生したことにより新車発表の機会を逸した経緯から、同社にとっても異例となる1日で7車種の同時新車発表となりました。また、中期3ヵ年計画の1年目である2011年、タイ国内シェアが1%上がり、69%となったことなどが発表されています。
この日発表された新車種は、AT二輪車の「Click 125i」「Spacy i」、ファミリーモデルの「Wave 125i」「Wave 110i」、スポーツタイプの「CBR 150R」、グローバルモデルの「PCX150」「CRF250L」の全7車種。特に、昨年秋の東京モーターショーで公開されたオフロードモデル 「CRF250L」は、同カテゴリにおけるホンダの久しぶりの新規投入車であり、CBRシリーズと同じくタイ生産のグローバルモデルであることから、注目を集めそ うだ。

一方、昨年の業績発表および今年の事業計画の注目点は、次の3つ。まず、昨年のタイは大洪水に見舞われ厳しい市況であったものの販売台数は139万台と、前年比110%を記録したこと。また、タイ国内のオートバイ市場において23年間に渡って首位を独走するホンダのタイ国内シェアが、前年 比1%増の69%となったこと。そして、2012年の事業計画として、大型二輪車を専門に取り扱う直営ショップ「ビックウィング」を開業すること。

サイアムパラゴンで行われたプレスカンファレンスで壇上に上がった同社の加藤社長は、中期3ヵ年計画の2年目となる今年の販売目標について「150万台」との数字を掲げました。