タイ人との接点が多い今日この頃、ある方からバンコク某所のレストランを指定され、何も分からないままに出向いてみたら、福留功男さんが居ました、というお話。
写真は、日本のテレビでお馴染みの福留功男さんと、バンコクの在タイ日本人にはお馴染みの”とっぴー”さん。どうして2人がガッチリと握手をしているのか、その経緯は以下の通り・・・。

先週末、ある方の話を聞いていたときのこと、今年3月11日に「Tunami & Flood Thai-Japan Mini Marathon Bangkok 2012」というイベントが計画されているとの情報を得た。タイ労働省、スポーツ観光省、ジャイカなどが主催するチャリティー・マラソンなのだそうだ。
洪水で大変な惨事となったタイの人々が、未だに日本の震災について関心を寄せており、震災から1年となる3月11日にチャリティー・マラソンを計画していることを知った私は、是非ともキャプローグでの告知などの協力をさせていただきたいと提案してみた。
その時は、具体的な内容については聞かされなかったのだが、今週に入り、8日の夜にバンコク某所にあるレストランに行くようにと電話で伝えられた。どうやら、このチャリティー・マラソンで、日本での呼びかけなどを行っている人物がいるらしい。その人に会って、具体的な話を聞くように、というのだ。
レストランの場所は、すぐに分かった。しかし、困ったことに私は、極度の人見知りだ。見ず知らずの人に会って、話をするなんて、かなり高いハードルである。
名前も顔も知らぬまま、レストランに出向いた私・・・・。
その時間、レストランの客は少なく、先週末に会っていた人物を確認する。その方と対面に座っているのが、日本での呼びかけを行っているという人物らしい。完全に人見知りモードに切り替わった私が、テーブルに近づく。私が来たことに気付いて、立ち上がった日本人男性の顔を見て、驚いた。
福留功男さんだった。もう古いと言われるかもしれないが、ズームイン!の人である。そして、ニューヨークに行きたいか!の人である。差し出された名刺には「福留功男」の文字。間違いなく、福留功男さんだった。
放心状態の私に対して、福留さんが話したところによると、震災の被災地での取材を精力的に行っていた福留さんは、撮影などで頻繁に訪れていたタイが、日本の震災に対して国を挙げて支援してくれたことを知り、また、タイの国民的スターであるバード・トンチャイさんの歌う震災支援ソングに感動し、涙していたそうで、JICAを通じてチャリティー・マラソンの計画を知り、自分でも何かしたいとの思いで自ら名乗り出て、日本での呼びかけや、日本企業などの窓口役を担当しているとのこと。
私の頭の中では、ズームイン!の人とか、ニューヨークへ行きたいか!の人とかのイメージしか無かった福留さんだが、話してみると、かなり熱い思いを持った方だった。読売巨人軍を語る以上に熱く、震災孤児や洪水被災者について、様々な事柄について話していただいた。
で、写真の”とっぴー”さんの登場!となるのだが、その前に、今回のチャリティー・マラソンについて、福留さんから説明を受けた内容について、まとめると・・・・
1.開催日時は、3月11日(日)早朝
2.走行距離は、3キロと11キロ
3.スタートとゴールは、ナショナルスタジアム
4.参加費は、300バーツ。
5.イベント前に発売されるチャリティーTシャツを購入すれば、参加費はタダ。
6.チャリティーTシャツのデザインは、スタジオジブリの宮崎駿さん
メイン会場となるナショナルスタジアムでは、日本の「よさこい」チームの演舞が行われるほか、豪華プレゼントが当たる企画などもあるらしい。また、福留さんも感動したというバード・トンチャイさんの歌う震災支援ソングにまつわる映像の公開なども予定されているそうだ。もちろん、福留さん自身も、当日は参加されるとのこと。
また、チャリティーTシャツは、イベント前に6000着の販売が予定されているそうで、宮崎駿さん本人のデザインによる「まっくろくろすけ」をイメージした白と黒の2タイプ。残念ながら、本物のTシャツは持参されていなかったものの、デザインをプリントアウトしたものを見せていただいた。これは間違いなく、「まっくろくろすけ」である。ちゃんと「スタジオジブリ」とも書いてある。このTシャツの作成に当たっては、福留さんが宮崎駿さんに直談判に行ったらしい・・・。
福留さんとの思わぬ出会いに驚いていたら、バード・トンチャイさんだとか、宮崎駿さんだと、ビッグネームが続々と名を連ねているチャリティー・マラソンだということが判明し、さらに放心状態に・・・・・。
そんな中、福留さんが私に対して「タイに住んでいる日本の方々にも、チャリティーTシャツを買って欲しい。そして、マラソンにも出来るだけ多く参加して欲しいんだよね。」とのひと言。日本での仕事の合間を縫って、タイでのチャリティー支援活動を行っている福留さんは、自らがチャリティーTシャツを売り歩くわけにもいかず、どうしたものかと苦心されている様子。
そのとき、ふと頭に浮かんだのが”とっぴー”さん。そして、福留さんに対して「バンコクには数多くの日本食店や、日本人オーナーの飲食店があるので、そうしたお店の方々に協力していただけば、在タイ日本人にとっても購入しやすいのではないか」と提案した。これを聞いた福留さんは「それは面白いアイデアだね」と。そこで私は「とりあえず、ひとり、呼んでみますので待っていてください。」と、席を離れ、”とっぴー”さんに電話した。
営業時間中にもかかわらず、電話から15分後にレストランに到着した”とっぴー”さん。私と同じように、福留さんからチャリティー・マラソンのイベント内容について説明を受け、私と同じく唖然とした表情。そして、「タイの洪水被害だけじゃなくて、日本の震災孤児にまで関心を寄せてくれるなんて、タイは凄いですね。」と話す。
それぞれが今回のチャリティー・イベントに対して、日本人としてタイの人々の思いに応えるには何をすれば良いかとアイデアを出し合い、「とにかく、出来る限り多くの在タイ日本人にマラソンへの参加を呼びかけ、チャリティーTシャツを買ってもらおう!」ということで合意。
ってことで、最初の写真のように、2人がガッチリと握手したのでした。
これまで、被災地を思う気持ちがあるのなら、黙って募金箱にお金を入れれば良いし、時間があるのなら被災地に赴いてボランティアをすればよいとの思いから、積極的にチャリティー・イベントに乗っかることのなかった私ですが、こんな機会に恵まれましたので、日本から駆けつけてサポート活動を行う福留隊長を見習い、このイベントを全力支援させていただくことにしました。
3月11日まで、残り1ヶ月。自分に何が出来るのか分かりませんが、少しでもタイの人々の思いに応えられるよう、頑張りたいと思います。
※取り急ぎ、facebookページに「いいね!」、そして「イベントに参加」をクリック、お願いいたします。
洪水で大変な惨事となったタイの人々が、未だに日本の震災について関心を寄せており、震災から1年となる3月11日にチャリティー・マラソンを計画していることを知った私は、是非ともキャプローグでの告知などの協力をさせていただきたいと提案してみた。
その時は、具体的な内容については聞かされなかったのだが、今週に入り、8日の夜にバンコク某所にあるレストランに行くようにと電話で伝えられた。どうやら、このチャリティー・マラソンで、日本での呼びかけなどを行っている人物がいるらしい。その人に会って、具体的な話を聞くように、というのだ。
レストランの場所は、すぐに分かった。しかし、困ったことに私は、極度の人見知りだ。見ず知らずの人に会って、話をするなんて、かなり高いハードルである。
名前も顔も知らぬまま、レストランに出向いた私・・・・。
その時間、レストランの客は少なく、先週末に会っていた人物を確認する。その方と対面に座っているのが、日本での呼びかけを行っているという人物らしい。完全に人見知りモードに切り替わった私が、テーブルに近づく。私が来たことに気付いて、立ち上がった日本人男性の顔を見て、驚いた。
福留功男さんだった。もう古いと言われるかもしれないが、ズームイン!の人である。そして、ニューヨークに行きたいか!の人である。差し出された名刺には「福留功男」の文字。間違いなく、福留功男さんだった。
放心状態の私に対して、福留さんが話したところによると、震災の被災地での取材を精力的に行っていた福留さんは、撮影などで頻繁に訪れていたタイが、日本の震災に対して国を挙げて支援してくれたことを知り、また、タイの国民的スターであるバード・トンチャイさんの歌う震災支援ソングに感動し、涙していたそうで、JICAを通じてチャリティー・マラソンの計画を知り、自分でも何かしたいとの思いで自ら名乗り出て、日本での呼びかけや、日本企業などの窓口役を担当しているとのこと。
私の頭の中では、ズームイン!の人とか、ニューヨークへ行きたいか!の人とかのイメージしか無かった福留さんだが、話してみると、かなり熱い思いを持った方だった。読売巨人軍を語る以上に熱く、震災孤児や洪水被災者について、様々な事柄について話していただいた。
で、写真の”とっぴー”さんの登場!となるのだが、その前に、今回のチャリティー・マラソンについて、福留さんから説明を受けた内容について、まとめると・・・・
1.開催日時は、3月11日(日)早朝
2.走行距離は、3キロと11キロ
3.スタートとゴールは、ナショナルスタジアム
4.参加費は、300バーツ。
5.イベント前に発売されるチャリティーTシャツを購入すれば、参加費はタダ。
6.チャリティーTシャツのデザインは、スタジオジブリの宮崎駿さん
メイン会場となるナショナルスタジアムでは、日本の「よさこい」チームの演舞が行われるほか、豪華プレゼントが当たる企画などもあるらしい。また、福留さんも感動したというバード・トンチャイさんの歌う震災支援ソングにまつわる映像の公開なども予定されているそうだ。もちろん、福留さん自身も、当日は参加されるとのこと。
また、チャリティーTシャツは、イベント前に6000着の販売が予定されているそうで、宮崎駿さん本人のデザインによる「まっくろくろすけ」をイメージした白と黒の2タイプ。残念ながら、本物のTシャツは持参されていなかったものの、デザインをプリントアウトしたものを見せていただいた。これは間違いなく、「まっくろくろすけ」である。ちゃんと「スタジオジブリ」とも書いてある。このTシャツの作成に当たっては、福留さんが宮崎駿さんに直談判に行ったらしい・・・。
福留さんとの思わぬ出会いに驚いていたら、バード・トンチャイさんだとか、宮崎駿さんだと、ビッグネームが続々と名を連ねているチャリティー・マラソンだということが判明し、さらに放心状態に・・・・・。
そんな中、福留さんが私に対して「タイに住んでいる日本の方々にも、チャリティーTシャツを買って欲しい。そして、マラソンにも出来るだけ多く参加して欲しいんだよね。」とのひと言。日本での仕事の合間を縫って、タイでのチャリティー支援活動を行っている福留さんは、自らがチャリティーTシャツを売り歩くわけにもいかず、どうしたものかと苦心されている様子。
そのとき、ふと頭に浮かんだのが”とっぴー”さん。そして、福留さんに対して「バンコクには数多くの日本食店や、日本人オーナーの飲食店があるので、そうしたお店の方々に協力していただけば、在タイ日本人にとっても購入しやすいのではないか」と提案した。これを聞いた福留さんは「それは面白いアイデアだね」と。そこで私は「とりあえず、ひとり、呼んでみますので待っていてください。」と、席を離れ、”とっぴー”さんに電話した。
営業時間中にもかかわらず、電話から15分後にレストランに到着した”とっぴー”さん。私と同じように、福留さんからチャリティー・マラソンのイベント内容について説明を受け、私と同じく唖然とした表情。そして、「タイの洪水被害だけじゃなくて、日本の震災孤児にまで関心を寄せてくれるなんて、タイは凄いですね。」と話す。
それぞれが今回のチャリティー・イベントに対して、日本人としてタイの人々の思いに応えるには何をすれば良いかとアイデアを出し合い、「とにかく、出来る限り多くの在タイ日本人にマラソンへの参加を呼びかけ、チャリティーTシャツを買ってもらおう!」ということで合意。
ってことで、最初の写真のように、2人がガッチリと握手したのでした。
これまで、被災地を思う気持ちがあるのなら、黙って募金箱にお金を入れれば良いし、時間があるのなら被災地に赴いてボランティアをすればよいとの思いから、積極的にチャリティー・イベントに乗っかることのなかった私ですが、こんな機会に恵まれましたので、日本から駆けつけてサポート活動を行う福留隊長を見習い、このイベントを全力支援させていただくことにしました。
3月11日まで、残り1ヶ月。自分に何が出来るのか分かりませんが、少しでもタイの人々の思いに応えられるよう、頑張りたいと思います。
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