タイ最大のスラム街であるクロントゥーイスラムに住むサイユウッド・ディウォンさんが発行したタイ料理のレシピを掲載した料理本が、イギリスのセレブ達の注目を集め、さらに国際的な賞を獲得したことで話題を集めています。
サイユウッドさんが発行した料理本は、写真を豊富に使った以外は基礎的なタイ料理を解説した112ページの一見すると普通の料理本なのです。では何故、この料理本が、英国セレブ達の注目を集めたのかというと、秘密は書籍のタイトルにあります。
料理本のタイトルは「Cooking with Poo」というものですが、これをヤフー翻訳を使って和訳してみると・・・・

和訳の結果は、「うんちによる料理」となります。

問題は「Poo」という英単語なのですが、英字紙ネーションの解説によると、主にイギリス人の子供たちが使う「うんち(大便)」を表すスラングなのだそうです。もちろん、サイユウッドさん自身が、こうしたイギリス人の子供たちが使うスラングを知っていた訳ではなく、サイユッドさんのニックネームである「プー(POO)」から、「プーさんと料理」という意味で、「Cooking wiht Poo」と名付けられたようです。

しかし・・・・

英国トップコメディアンのスティーブン・フライ氏がツイッターで「寝る前に、cookingwithpoo.comのことを教えてくれた@pettoreに、ありがとうと言わねばならない」と呟いたり・・・・
※スティーブン・フライ氏のツイッターのフォロワーは、415万人超。

また、著名なシェフであるジェイミー・オリバー氏が、本の表紙を撮影した写真をネットで公開したり・・・・


こうして英国セレブ達の目を惹き、ブームとなった「Cooking with Poo」は、風変わりなタイトルの書籍に与えられるダイアグラム・プライズを受賞しました。

そして、世界各国のメディアで、サイユウッドさんの書籍が紹介されることに・・・・

ガーディアン(イギリス)


CNN(アメリカ)

Leader(オーストラリア)


STRAITS TIMES(シンガポール)

現在、「Cooking with Poo」は、インターネット販売が中心ながらも、6000部を売り上げており、スラム街に住むサイユウッドさんと仲間たちに大きな富をもたらしています。

▼サイユウッドさんのウェブサイト「cookingwithpoo.com」にて、書籍(1部20ドル)販売中。あと、エプロンも。


ちなみに、ウェブサイトを見てみると、サイユウッドさんはバンコクにて料理教室を開講しており、直接、サイユウッドさんから料理を学ぶことも可能だそうです。

受講料は、1回1200バーツ(1日)だそうです。

誰か、この料理教室に行こう!って人がいたら誘ってください。よろしくお願いいたします。

それから、これの二番煎じの日本語版で「おいしい、チンチン!」の出版とか、いかがでしょうか?乗り気な出版社さんがありましたら、私が責任を持って、サイユウッドさんを口説きに行ってきます。(※「チンチン」はタイ語で「本当」の意)



あと、フェイスブックもありました。