タイの格闘技情報をお伝えします。キャップ(@capbkk)です。
ムエタイ最強王者を決める戦い「タイファイト2012」のファイナルが16日、バンコク都内で行われ、昨年王者のブアカーオ・ポー・プラムック選手が、70キロ級を制しました。

”K-1 WORLD MAX”で2回の優勝を誇るブアカーオ選手も30歳を迎え、体力的な衰えが懸念されましたが、技術力の高さで相手を圧倒しました。突然の失踪騒動や引退宣言などリング外での話題が多かった2012年を、ムエタイ最強というタイトル獲得で締めています。

ブアカーオ選手、失踪騒動(2012年3月)

ブアカーオ選手は今年3月、突然、関係者から姿をくらまし、行方不明となりました。所属ジムから警察に対して捜索願いが出されるなど失踪騒動として大騒ぎとなりましたが、数日後にテレビ番組に姿を現し、無事が確認されました。しかし、ムエタイでの闘いに疲れたなどと、引退をほのめかす発言を繰り返すなど、去就に注目が集まっていました。

来年も、ブアカーオ選手の勇姿が見られるといいですね。