タイのニュースの時間です。キャップ(@capbkk)がお伝えします。
ついに、バンコクのタクシーから”乗車拒否”がなくなる日が来るかもしれません。
タイの警察とタクシー協会が共同で実施する『優しいタクシー』と名づけられたキャンペーンが始まり、タクシー利用者から数多くのクレームが寄せられている”乗車拒否”の撲滅に向けた取り組みがスタートしました。
新年早々の1日に開始された同キャンペーンでは、タイの警察官らが、約2000人のタクシー運転手らに対して「乗車拒否をしないこと」と「メーター通りの料金を請求すること」を誓う宣誓書類にサインをさせました。
朝夕のラッシュ時などには、渋滞地域への送迎を嫌うタクシー運転手が多く、また、長距離の利用の場合には、メーターを用いずに過剰な金額の支払いを求められるケースもしばしば。もちろん、提示額の支払いを拒否した場合には、乗車を拒否されます。
この背景には、タクシーの1日レンタル料(タクシー運転手が会社に払う金額)が500バーツ前後であるのに対して、初乗り35バーツの安い運賃が設定されているため、タクシー運転手は短距離を効率よく送迎しなければ1日の利益が出せないという事情もあります。
この『優しいタクシー』キャンペーンは、2014年の年明けまで実施される予定です。
参考 :Bangkok Taxi Drivers Will Be Nice Now, Promise
写真 :antwerpenR
ついに、バンコクのタクシーから”乗車拒否”がなくなる日が来るかもしれません。
タイの警察とタクシー協会が共同で実施する『優しいタクシー』と名づけられたキャンペーンが始まり、タクシー利用者から数多くのクレームが寄せられている”乗車拒否”の撲滅に向けた取り組みがスタートしました。
新年早々の1日に開始された同キャンペーンでは、タイの警察官らが、約2000人のタクシー運転手らに対して「乗車拒否をしないこと」と「メーター通りの料金を請求すること」を誓う宣誓書類にサインをさせました。
乗車拒否が常態化している現在のバンコク
バンコクでは、タクシーが停車後、利用者らはタクシーに乗り込む前に運転手に対して行き先を告げる必要があります。朝夕のラッシュ時などには、渋滞地域への送迎を嫌うタクシー運転手が多く、また、長距離の利用の場合には、メーターを用いずに過剰な金額の支払いを求められるケースもしばしば。もちろん、提示額の支払いを拒否した場合には、乗車を拒否されます。
この背景には、タクシーの1日レンタル料(タクシー運転手が会社に払う金額)が500バーツ前後であるのに対して、初乗り35バーツの安い運賃が設定されているため、タクシー運転手は短距離を効率よく送迎しなければ1日の利益が出せないという事情もあります。
実は、乗車拒否を禁止する法律が、1979年から存在した。
タイ警察では今後、乗車拒否や過剰請求を行ったタクシー運転手らに対して、1979年成立の道路交通法の第93項を適用し、最高1000バーツ(約2900円)の罰金、最長15日間のタクシー免許剥奪などの処分を行うとしています。この『優しいタクシー』キャンペーンは、2014年の年明けまで実施される予定です。
参考 :Bangkok Taxi Drivers Will Be Nice Now, Promise
写真 :antwerpenR