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タイのニュースをお伝えします。キャップ(@capbkk)です。
常勝タイランド、コメ輸出で首位陥落、世界三位に。

31年間に渡って世界第一位に君臨してきた絶対王者タイランドが、3位転落です。

各報道によると、昨年2012年の世界の米輸出高ランキングで、タイは、インドおよびベトナムに抜かれ、世界第三位となりました。

タイの首位陥落の主な原因は、農業人口比率の高いタイ東北部イサーン地方で人気の高いインラック政権が、農家からの米の高価買い取り政策を1年以上に渡って継続させているため、ライバル国との国際競争力を失ったことで、タイからの輸出高が伸び悩んだためです。

溢れる在庫の山、年内には2000万トンに膨れ上がるとの見方も

2012年のタイの米の輸出高は690万トンで、前年に比べ35%も落ち込みました。

例年、タイでは約2000万トンの米が生産され、うち半分の1000万トンが国内で消費され、残り半分を国外へ輸出しています。

しかし、今年は輸出高が1000万トンに遠く及ばず、タイ国内では大量の米がダブついています。

タイ米穀輸出協会によると、国内に備蓄された状態の米が、1200万から1300万トンあり、年内には2000万トン以上に膨れ上がるとの予想を示しています。

新王者インド950万トン、第二位ベトナム780万トン(2012)

アメリカ農務省などの推計によると、2012年の米輸出高で第一位となったインドは950万トン、また、第二位のベトナムは780万トンの米を輸出しました。

2011年の数字は、タイが1064万トン、ベトナム700万トン、インド463万トンでした。

インラック政権のポピュリズム政策に高まる非難の声

タイ国内では、農家の所得増加ばかりに力をいれるインラック政権のポピュリズム政策に対する非難の声が高まっていますが、世界1位への返り咲きに向けた具体的な議論には発展していません。

タイ米穀輸出協会のチョーキアット会長は、「インラック首相は農家から市場価格より50パーセントも高い金額でのコメの買取を、1年以上に渡って続けている。今、タイのコメの値段は、ライバル国と比べて1トン当たり130ドルから150ドルくらい高い状態だ。これでは客が居ない。輸出業者たちは転職しなければならい。これは政治的問題だからね。」と話しています。

写真 : epSos.de


30年ぶりの首位陥落って、これまでずっと首位だったことに驚きです。あと、インラック首相に対して、みんなが寄って集って文句言ってるけど、実際に会うと「意外とデカイ」から注意した方が良いと思います。