ベンガルボダイジュは、クワ科イチジク属の常緑高木で、枝から垂れる「気根」と呼ばれる細いつるのような枝が特徴的な樹木。別名は、バンヤントゥリー。インドの国木だそうです。
ベンガルボダイジュ

ベンガルボダイジュは、枝が横に伸びる特性があり、広い影を作ることから、日よけとして庭先や街路樹としても多く植えられています。

インドボダイジュと同じく、クワ科イチジク属ですが、姿形は、あまり似てませんね・・・。

気根が垂れ下がり、南国の雰囲気を出してくれる樹木ですが、この気根が地面まで辿り着くと、そこから栄養分をとって太い幹に成長するそうで、ベンガルボダイジュの自生樹の森は、ちょっと不気味な雰囲気でもあります。
ベンガルボダイジュの気根
垂れ下がる気根。これが全て太い幹になるかと思うと、ちょっと怖い。

ベンガルボダイジュの葉
ベンガルボダイジュの葉っぱは小さく、ゆらゆらと風にゆれます。

ベンガルボダイジュの幹
ベンガルボダイジュは、クワ科イチジク属で「絞め殺しの木」の特徴を持ち、他の樹木に巻きついて枯れさせてしまいます。

ベンガルボダイジュの街路樹
街路樹として、バンコクの街に馴染んでいます。

(撮影: 4月中旬 / バンコク スワンプルー通り)