パッタニー駅前でソンテウを借りて市内へ」の記事に登場しているパッタニー駅前のソンテウのおっさんに関する裏話です。
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本記事では、駅前で交渉を済ませたあとは、効率良くパッタニー県内の観光地を廻ってくれたと紹介しているんですが、実は、ちょっとした事件がありました。

パッタニーの観光地を周り、いざ駅に戻ろうとしたら、運転手のおっさんが「今日、妹がバンコクに行くんで、駅まで一緒に乗せていっていいか?」と聞くんです。

一応、時間決めのチャーターなので、断っても良かったんですが、まあまあ良い仕事をしてくれたので「良いですよ」と軽く了承しました。

ところが、この妹さんのピックアップには随分と時間がかかり、列車の乗車予定時間の14時に間に合うか間に合わないかギリギリの時間に…

もし列車に乗れなかったら、この何もないド田舎のパッタニー県で1泊しなければならないので、かなり冷や冷やの駅までの移動となりました。

同乗した妹さんにバンコクに行く目的を聞いてみると、ご親族が亡くなられ突然のバンコク行きとなったそうで、仕方がない事情でした。

事情を聞けば、まぁ納得はするんですが、運転手のおっさんが妹夫婦に対して一切の説明をしないので、こちらが好意で同乗させてあげている立場なハズなのに、駅までの道中、妹夫婦がやたらと偉そうな態度だったのには、軽くイラっとしました。

まぁ、東南アジアの旅では、こういう良く分からない事件がいっぱいなので、これも含めて楽しんでいくしかないんです。

ただ…、もし、あの時、列車に間に合わず、パッタニーに1泊していたらと思うと、ぞっとしますね(笑)

以上、パッタニー県での旅の裏話でした。