アメリカのヘヴィメタルバンド「ラムオブゴッド(Lamb of God)」が、今月末に予定されていたクアラルンプールでのライブを、マレーシア当局によって中止させられたと、abcニュースが伝えています。
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「ラムオブゴッド(Lamb of God)」は、グラミー賞にもノミネートされた実績があるヘヴィメタルバンドで、日本でも数回のライブを行っています。

今回、マレーシア政府がライブ中止に踏み切った理由は、ラムオブゴッドが数年前、イスラム教の聖典コーランに関する内容を歌ったことについて、一部のイスラム系組織からの抗議があったためです。マレーシアでは昨年、”アラー”という刺青をしていることが確認された歌手エリカ・バドゥのライブの開催を禁止しています。 

オフィシャルサイトで、マレーシア政府の対応批判

ラムオブゴッド側では「歌詞の内容を見れば、イスラム教を侮辱した内容でないことは明らか」と、マレーシア政府がライブ開催の許可を与えなかったことに対して反論しています。
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マレーシア開催のライブチケットは、既に1500枚が売れていたそうです。

ライブスケジュールからも、既に削除

ライブは、今月28日に予定されていましたが、既にオフィシャルサイトからもマレーシア開催のスケジュールが削除されています。
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バンコクでは、30日にハリウッドアワーズにて、ライブが行われる予定です。