シンガポールを訪問中のミャンマー最大野党党首のアウンサンスーチー女史は22日、シンガポールに住むミャンマー人らに対してスピーチを行い、祖国ミャンマーに戻るよう促しました。

シンガポールで生活するミャンマー人のなかでもスーチー女史の人気は高く、朝5時前から会場を訪れる人がいるなど、約6000人もの聴衆が集まりました。会場では、現時在住の少数民族らによる民族舞踊や、スーチー女史の半生を記録した映像などが放映されました。

スーチー女史は、彼女をひと目見ようと集まったシンガポール在住のミャンマー人らに対して、海外で培った知識や経験を持ち帰って、祖国の変革のために一緒に努力して欲しいと訴え、海外在住ミャンマー人らの積極的な行動に期待するスピーチを行っています。