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お茶の知識なんて何ひとつ無いのに、何となく中華街のお茶屋に入って、カッコ良く分かってるフリをして買ったのが、この鉄観音。

正直、鉄観音って言葉は知ってるけど、一体なんなのかも分かってなくて、自分の部屋に帰ってから「鉄観音」でググってみて、「ああ、鉄観音ってウーロン茶なのか!」って、その時に初めて知ったような状態でして・・・。
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まず、ウーロン茶というのは茶の分類では、青茶に属しています。どうして、この茶葉を見て、「青茶」なんて呼び方をするのか意味不明ですが、とりあえず青茶です。まぁ、明らかに緑色なのに、青信号って言ってるようなものです。

※ウィキペディアには、中国語の「青」というのは「黒っぽい藍色」だから・・・って説明が入ってるけど、これが藍色だって言われても納得できないですよね。

ちなみに、この鉄観音は「高山鉄観音」って名前で売られてて、中国の福建省の山々を想像しながら飲んでたんだけど、どうやら台湾産らしいです。というのも、高山という名前は、台湾産の鉄観音に付けられるものだそうで。

ってことで、モノを知らない人間による高山鉄観音レビューです。
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この鉄観音を買ったとき、店の主人から、「このお茶は、2分、3分、5分の味の違いを楽しむんだよ」と言われたので、素直に従ってます。

左が2分で、右が3分。
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ウーロン茶というと、さっぱりとしたイメージの飲み物なんですけど、どうも鉄観音というのはイメージとは違って、ずっしりとした渋みを感じます。まぁ、「鉄」という字が入ってるくらいなので、この重さが良いんでしょうね。

5分も抽出すると、当然、かなり水色も濃くなって、かなり力強い味になります。
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喉を過ぎるのにも、ちょっとゴクっと飲まないといけない感じで、舌にも「鉄観音」の存在感が凄いです。

ウーロン茶を含む青茶は、半発酵茶で、発酵させない緑茶と、完全に発行させる紅茶との間に位置するものなんですけど、確かに口の中に残る余韻は、茶葉の生々しさが感じられます。

抽出後の茶葉を見てみると、かなり緑っぽいですね。
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どうやらウーロン茶って、かなり奥が深いお茶のようです。

ちなみに、ウィキペディアの「烏龍茶」の項によると、日本でウーロン茶が最初に話題になったのは、ピンクレディが美容のために愛飲していることだったそうで、年間輸入量が2トンから280トンに爆発的に伸びて第一次ブームとなったそうです。

ウーロン茶というか、ピンクレディって凄いですね。

以上、高山鉄観音でした。


余談・・・
昨日、チベットの韃靼そば茶の記事でレビューを書き始めたところ、早速、「もうちょっと、お茶のことを勉強してから書きなさい」って指摘をもらったんですが、とりあえず書いてみて、とりあえず喋ってみて、それから物事を覚えていくタイプなので、しばらくは稚拙なレビューが続きます。

お茶に詳しい方々には全く参考にならない文章が続きますが、しばらくお付き合いくださいませ。