昨日の高山鉄観音をひとしきり飲んだあとで、水仙というウーロン茶を飲みたいと思って、中華街のお茶屋に買いに行ったのが、この武夷水仙。
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武夷(ぶい)というのは、福建省にある山の名前で、中国有数のお茶処である福建省を代表するお茶の産地として知られる山です。福建省といえばウーロン茶ですから、この武夷水仙というのは、「ザ・ウーロン茶」というべきモノのはずです。

とはいえ、お茶屋の入口に山積みになって売られていた茶葉で、めっちゃ安かったです。もう、あまりに安くて申し訳ないので、500グラム買ったんですけど、これでも大体1000円くらい。

茶葉は、紫がかっていて、高山鉄観音とは全く違った様子をしています。まぁ、安いものなので、茶葉の形も揃ってないし、ゴミのようなものも混ざってますが、まぁ、武夷水仙です。
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この武夷水仙は、ほのかに酸味があり、少し香ばしくて、とてもスッキリとした余韻の茶です。

高山鉄観音のような渋みはなく、ずっしりとするような感じもありません。仕事をしながら、ガブガブと飲むなら、鉄観音よりも水仙ですね。めっちゃ安いし。

茶葉は紫ですが、水色には赤みがあります。

抽出したあとの茶葉を見ると、細かいものが多いのは、安物だからですかね?
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正直、この武夷水仙と、昨日の高山鉄観音を並べられても、どちらも同じウーロン茶だとは分かりません。茶葉をみても、入れた茶を見ても、全くの別物ですね。

まぁ、どちらも特徴があって、美味しいです。

ってことで、武夷水仙でした。