中国人は、お茶の葉を使って1000種類以上のお茶を作り出しているそうで、チャノキの葉から出来た茶だけでも、一生かかっても飲みきれないほどの種類があるんですが、世界には「茶外茶」というチャノキの葉から作られたものではない茶もまた、無数に存在しております。

さて、今回ご紹介するのは、タイ王室プロジェクトによって”ハラン”で作られた『ASPIDISTRA TEA』です。
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まず、”ハラン”って何だ?という疑問から解消しなければならないのですが、”ハラン”というのは、あの弁当の仕切りなんかに使う”バラン(馬蘭)”のことです。

とはいえ、現在の弁当で、生のハランが使用されることはなく、ほとんどがプラスティック製のものですが、あれの元々のヤツが、ハランという高地に生息する大きな葉を付ける植物なんです。

上の写真が、ハラン茶の茶葉なんですが、バランの面影があるというか、完全に草・・・。

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正直、こんなもん飲めるのか?って思いましたよ。だって、どう見たって、ただの草ですから。

小学校低学年の女の子が、ごっこ遊びで、草をお茶に見立てて遊んでるのは、微笑ましい光景かもしれませんが、王室プロジェクトの紋章が入った袋から、こんな草が出てきたので、かなり驚きました。

とはいえ、水色は、黄色に近い茶色で、かなり綺麗です。

いや、ティーポットの中は、完全に雑草なんだけど・・・
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しかし、驚くことに、水色だけでなく、香りもまた素晴らしいんです。

葉の色は緑だけど、おそらく焙煎されていて、香りは香ばしいです。以前に飲んだチベットの”韃靼ソバ茶”に限りなく近い香りがします。

香りが似ていれば、味も同じく、限りなく”韃靼ソバ茶”。

見た目とのギャップもあり、相当うまいです。

パッケージは、こんな感じ。
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産地は、タイ北部チェンマイのアンカーン山です。

パッケージには、抽出時間を3分~5分って書いてますが、もう少し短いほうが美味しいと思います。
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3煎くらいまで、楽しめるとのこと。

やはり、お茶は、茶葉の見た目で判断しちゃダメですね。


以上、タイ王室プロジェクトからハラン茶『ASPIDISTRA TEA』でした。