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ラオス人から献茶いただきました!

ラオスって大自然が広がる国というイメージしかありませんが、お茶に関しては、かなり古くからの歴史があるそうで、中国のプーアル茶の解説などにも、ラオスの名前が出てきます。

そんなラオスから、いくつかの茶をいただきましたので、とりあえず順番に飲んでいきたいと思います。

まずは、こんなお茶があったのかと驚いた「KHAMKIEW HERBAL TEA」という沈香木の葉で作られたお茶です。
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沈香といえば、木に付着する樹脂が独特の香りを放つ香木として知られています。ほんのひとかけらの木片に、とんでもない値段がついたりするような、とても貴重な木です。たまに、「沈香が手に入らないかぁ」という問い合わせもありますが、あまりにマニアックな分野なので、いつも「分かりません」で済ませてますが・・・(笑)

そんな貴重な木の葉っぱから作られた沈香茶ですが、このお茶自体は、沈香の木の葉で作られているので、残念ながら沈香の香りは一切しません。

まぁ、何となくありがたいお茶なような気がする程度です。
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沈香は、”沈む”という字が入っている通り、樹脂の方は水に沈むものなのだそうですが、沈香茶は水面に浮かびます。

パッケージには、「1‐ 2グラムの茶葉を、数分間、沸騰したお湯に入れてください。」と書いてますが、2分程度では、あまり水色が濃くならず、風味もぼやけているので、5分ほど待ってみました。
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沈香茶は、チャノキの葉を使っていない茶外茶で、商品名に「HERBAL TEA」とあるので、かなりクセのある味を想像していましたが、もの凄くスッキリとした味で、最初の口当たりは香ばしく、余韻は少し甘いです。

日本でも、AGUA JAPAN社が運営するオンラインショップ『ラオス商店』さんで、ラオスの沈香茶を取り扱いされてますが、こちらのものは、茶葉が褐色で、水色も濃いので、産地が異なるもののようです。

私がいただいたものは、茶を抽出したあとの茶葉も、青々としています。
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ちなみに、パッケージの解説によると、この沈香茶は、デトックス作用があり、体内のバランスを調整し、血液中のコレステロールを排除し、関節痛を和らげるような効果があるそうです。

私は、まだ、数杯しか飲んでないので、一切、その効果は分かりませんが・・・(笑)

参考までに、パッケージの写真です(横向きでスミマセン)
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以上、沈香茶でした。


追記:2014/04/26
しっかりと密封しているのですが、激しく酸化しました。保存の際は、要注意!
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