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ネット動画によって告発に端を発する「バンコク防犯カメラのダミー疑惑」について、バンコク都が回答し、「ダミーを設置しているのではなく、(防犯カメラは)稼動していないだけだ」との見解を示しました。
ニュース編集者のピマブソーンさんが4月末に公開した告発動画では、強盗の被害に遭った貴金属店の店主や、交通事故に遭った女性などが、現場近くに設置されている防犯カメラの映像を確認したいと申し出たところ、防犯カメラが稼働していないことが判明し、強盗や当て逃げ犯の足取りを追うことはできなかった事例を紹介し、バンコク各地に設置された防犯カメラが”ダミー”であると指摘しています。
この告発動画は、フェイスブックを通じて拡散し、数多くのタイ人の関心を集めました。
バンコク都・副知事「ダミーじゃない、稼働していないだけだ」
都内全域をカバーすべく設置を進めている防犯カメラに対する”ダミー疑惑”について、インタビューに答えたアモーン副都知事は、「ダミーじゃない、稼動していないだけだ」と話した上で、「もし、(中身が空っぽの)ダミーのカメラを発見した人がいたら、私に言いに来れば10万バーツ(約30万円)あげよう」と言い、ダミー疑惑を全面的に否定しました。しかし、現在の防犯カメラの稼働状況については、これまでに400件のケースで、犯人などの足跡を追うために防犯カメラの映像を求められたが、そのうちの3分の1については、防犯カメラが稼働していないために、確認できない状況だったとのことです。
なお、設置されているにも関わらず作動していない防犯カメラが存在する理由は、首都電力局の作業待ちとのことです。
バンコク都では、年内には電力局の作業が終了し、都内全域を監視する5万台の防犯カメラが稼働する計画としており、しばらくは現在の状況が続く予定になっています。
情報元:No dummy cameras, says BMA (Bangkok Post)
参考元:แฉปัญหาCCTVตอนที่2 (Youtube)