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自宅で本格的なチャイが作れるようになったので、ちょっと実験してみました。

インドのチャイを作るときには、 基本的にはチャイ専用茶葉を使用しますが、茶葉の代わりに伊藤園の「おーい お茶」を使ったらどうなるかという実験です。

使用したのは、伊藤園タイランドの「おーい お茶」です。
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さて、ちょっと突然、わけの分からないことを始めてますが、これには理由がありまして、スパイスたっぷりのマサラチャイを飲んでみると、どう考えても、各種スパイスと砂糖の味が際立って、ほとんどお茶の味が感じられないんですよね。

で、実際のところ、チャイのベースとなるお茶を変えたら、どんな味になるのかの実験をしてみようと思いついたわけです。正直、完成したチャイの味に占めるお茶の割合なんて、ほーんのちょっとで、お茶を何にしようが全く味に変化がないんじゃないかと予想しつつ・・・

さっそく、「おーい お茶」を使ったチャイ作りスタート!
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まずは、「おーい お茶」を調理用カップに入れて、加熱します。

本来のチャイ作りでも、最初に茶葉を入れてから水を煮立てますので、ほぼ同じ手順での作業です。

次に、カルダモン、クローブ、ブラックペッパーの3種類のスパイスを投入!
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ここで、少し火を弱めて、ゆっくりと煮立てることにします。

チャイ専用茶葉と比べて、「おーい お茶」は明らかに薄いので、少しでも水分を飛ばして、濃いお茶にしようと試みます。

まぁ、長時間煮ると、スパイスの方が強くなるので、ほどほどの加減が必要ですが。

そして、そろそろかな?と思ったところで、一度、温度を上げて、完全に沸騰させます。
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見た目の雰囲気は、ほぼチャイ作りと同じ感じです。

そして、次は、これ!
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カーネーションの缶入りミルクです。

ちなみに、ショウガを入れてないのは、工夫ではなく、買い忘れです・・・。

さて、ミルク投入!
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ミルクを入れた感じも、かなりチャイに近い!

あくまで、見た目の話ですが・・・。

そして、最後に、砂糖を投入します。
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砂糖を入れるタイミングは、完成後にカップに注いでから砂糖を入れるパターンが一般的なようですが、一緒に煮立てた方が美味しく感じるので、キャプローグ流のチャイ作りでは、このタイミングで砂糖です。

そして、もう一度沸騰させて、茶こしでスパイスなどを取り除けば、完成!
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おそらく、史上初の伊藤園「おーい お茶」を使ったチャイです。

完成したチャイは、こんな感じ。
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まず、何より気になるのは、水色が悪いことですね・・・。

チャイ専用茶葉を煮立てたものは、作業の途中なので水色を確認することはありませんが、かなり濃い色になってるんだと思います。

「おーい お茶」だと、色が弱かったようです。

で、味の方ですが、スパイスとミルクと砂糖が入っているので、「これは何だ?」と問われれば、「チャイです。」と答えるしかないんですが、後味の部分に締まりがなくて、かなり物足りない感じがします。

しばらく飲んでみて気づいたんですが、この後味の部分に関しては、かなり「おーい お茶」の味が残っていて、スパイスなどの味のあとから「おーい お茶」の味が追いかけてくるので、何だか「これは違う!!」って感じになっているようです。

伊藤園「おーい お茶」 × チャイ 実験の結果。

・チャイの茶葉は、スパイスなどに隠れているが、しっかり全体の味に影響している。
・おーい お茶は、チャイにせず、そのまま飲んだ方が、美味しい。


以上、第1回オリジナルブレンド実験にしては、なかなか成果が多い実験でした。


※イマイチ美味しくないチャイですが、スタッフが美味しくいただきました。