朝、バイクに乗ってバンコク都内を走っていたら、バイクに二人乗りの警察官に呼び止められました。ヘルメットを着用しているし、左車線を走行しているし、酒にも酔っているわけでもないので、免許証の不携帯か、もしくは、バイクの所有者証の確認だなと思い、バイクを路肩に停めたところ、警察官から「カバンのなかを見せろ」「バイクの荷物を見せろ」と、やたら高圧的に所持品チェックをされました。
特にやましいものを持っているわけでもないので、カバンの中身を全てバイクのシートの上に並べ、財布を開いて中身を確認してもらい、バイクの中に入っている証明書だとか工具だとか全てを確認してもらいました。警察官の指示に従い、免許証を手渡し、パスポートも提示しました。まぁ、疑わしいものは何も持ってませんし、身分も明らかにしたので、安心して解放していただけると思ったのですが・・・・
特にやましいものを持っているわけでもないので、カバンの中身を全てバイクのシートの上に並べ、財布を開いて中身を確認してもらい、バイクの中に入っている証明書だとか工具だとか全てを確認してもらいました。警察官の指示に従い、免許証を手渡し、パスポートも提示しました。まぁ、疑わしいものは何も持ってませんし、身分も明らかにしたので、安心して解放していただけると思ったのですが・・・・
警察官のひとりが「バイクに乗って、俺について来い。」と言います。もうひとりの警察官が「俺が、後ろに乗る。」と言って、警察官のバイクに先導され、私の後ろに警察官が乗る形で、連れて行かれたのはガソリンスタンドでした。
バイクを、ガソリンスタンドのトイレの脇に停めると、警察官から「ケータイ、カギ、財布を渡せ。」と言われました。これにも指示通りに従い、全てを警察官に預けました。その代わりに、警察官からはペットボトルを渡されました。中身の入っていないペットボトルで、「ここにションベンをしろ。」と言われました。
うちを出る時にトイレに行って用を足したばかりなので「すぐに出ないかも。」と言いましたが、警察官が「いいから、トイレに入れ。」と言うので、指示に従って、小便器のところに行って、ペットボトルをセットして、小便が出るのを待ちました。私のスグ隣では、警察官が小便が出るのを監視しています。
15分経過。
全く出ないので、「水を飲んでも良いですか。」と警察官に聞くと、「買ってこい。」と言うので、ガソリンスタンドに併設されているミニマートで水のペットボトルを買い、イッキに飲み干して、再び小便器に戻り、ペットボトルと向き合いました。まぁ、水を飲んだらスグに小便が出るほど、人間って単純な仕組みじゃありません。
10分経過。
警察官から、あと2本、水のペットボトルを購入していただきました。喉は全く乾いていませんが、とりあえず2本のペットボトルも飲み干しました。でも、やっぱり小便が出ません。警察官からは「早くしろ。」と急かされますが、その言葉によって、さらに小便が遠のいていきます。
警察官のひとりが「警察署に行くか。」と言います。私には選択の余地はない状況なので、「はい。」と答えると、また先ほどと同じ体制で、警察のバイクに先導される形になり、私のバイクの後部座席に警察官がまたがる形になり、警察署まで行きました。自分でバイクを運転しているので、表現が難しいのですが、警察署に連行されました。
警察署に着くと、署の建物ではなく、脇にある小さなプレハブ小屋のような施設に入れられました。事務机が6つくらい並べられた施設で、警察官が5人くらいいます。ここでも私に渡されたのはペットボトルで、やっぱり中身は空です。警察官からは「水を飲むか。」と、さらに中身の入ったペットボトルを差し出されましたが、さすがにペットボトル3本の水を飲んでいるので、このご提案は断りました。
「ションベンは、まだか。」と警察官から急かされます。3人の警察官が口々に「まだか。」「まだか。」と言うので、さらに萎縮してしまい、出るものも出ません。
すると、ある警察官が「大丈夫。なにかあったら、俺に任せろ。」と言いました。私は、「何も問題ないから、大丈夫。」と答えました。警察官はニヤニヤしながら、「なにかあったら、俺に任せろ。」と繰り返し言いました。他の警察官数名からも同じような言葉を繰り返し言われました。
で、やっと尿意をもよおした私は、ペットボトルを手に持ち「どこで出せばいいか。」と聞くと、「どこでも良いよ。」と言われたので、建物の脇に立っている大きな樹の陰で小便をしました。
私の小便が入ったペットボトルを受け取った警察官は、ライターくらいの大きさの小袋から、白いプレートを取り出し、搾りたてホヤホヤの私の小便を、そのプレートにかけました。警察官らは口々に「おかしい。出ない。」と言って、さっきとは別の小袋からプレートを取り出し、同じように小便をプレートにかけて「出ないぞ。」「出ないぞ。」と言っています。
そして、私に向かって「何にも出ないじゃないか。」と、やや怒り気味で言いました。私は「知らんがな。」と答えるのが精一杯で、ケータイなどの所持品を返却してもらい、警察署を後にしました。
以上、半年くらい前の、さわやかな朝の出来事でした。
― おしまい ―
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バイクを、ガソリンスタンドのトイレの脇に停めると、警察官から「ケータイ、カギ、財布を渡せ。」と言われました。これにも指示通りに従い、全てを警察官に預けました。その代わりに、警察官からはペットボトルを渡されました。中身の入っていないペットボトルで、「ここにションベンをしろ。」と言われました。
うちを出る時にトイレに行って用を足したばかりなので「すぐに出ないかも。」と言いましたが、警察官が「いいから、トイレに入れ。」と言うので、指示に従って、小便器のところに行って、ペットボトルをセットして、小便が出るのを待ちました。私のスグ隣では、警察官が小便が出るのを監視しています。
15分経過。
全く出ないので、「水を飲んでも良いですか。」と警察官に聞くと、「買ってこい。」と言うので、ガソリンスタンドに併設されているミニマートで水のペットボトルを買い、イッキに飲み干して、再び小便器に戻り、ペットボトルと向き合いました。まぁ、水を飲んだらスグに小便が出るほど、人間って単純な仕組みじゃありません。
10分経過。
警察官から、あと2本、水のペットボトルを購入していただきました。喉は全く乾いていませんが、とりあえず2本のペットボトルも飲み干しました。でも、やっぱり小便が出ません。警察官からは「早くしろ。」と急かされますが、その言葉によって、さらに小便が遠のいていきます。
警察官のひとりが「警察署に行くか。」と言います。私には選択の余地はない状況なので、「はい。」と答えると、また先ほどと同じ体制で、警察のバイクに先導される形になり、私のバイクの後部座席に警察官がまたがる形になり、警察署まで行きました。自分でバイクを運転しているので、表現が難しいのですが、警察署に連行されました。
警察署に着くと、署の建物ではなく、脇にある小さなプレハブ小屋のような施設に入れられました。事務机が6つくらい並べられた施設で、警察官が5人くらいいます。ここでも私に渡されたのはペットボトルで、やっぱり中身は空です。警察官からは「水を飲むか。」と、さらに中身の入ったペットボトルを差し出されましたが、さすがにペットボトル3本の水を飲んでいるので、このご提案は断りました。
「ションベンは、まだか。」と警察官から急かされます。3人の警察官が口々に「まだか。」「まだか。」と言うので、さらに萎縮してしまい、出るものも出ません。
すると、ある警察官が「大丈夫。なにかあったら、俺に任せろ。」と言いました。私は、「何も問題ないから、大丈夫。」と答えました。警察官はニヤニヤしながら、「なにかあったら、俺に任せろ。」と繰り返し言いました。他の警察官数名からも同じような言葉を繰り返し言われました。
で、やっと尿意をもよおした私は、ペットボトルを手に持ち「どこで出せばいいか。」と聞くと、「どこでも良いよ。」と言われたので、建物の脇に立っている大きな樹の陰で小便をしました。
私の小便が入ったペットボトルを受け取った警察官は、ライターくらいの大きさの小袋から、白いプレートを取り出し、搾りたてホヤホヤの私の小便を、そのプレートにかけました。警察官らは口々に「おかしい。出ない。」と言って、さっきとは別の小袋からプレートを取り出し、同じように小便をプレートにかけて「出ないぞ。」「出ないぞ。」と言っています。
そして、私に向かって「何にも出ないじゃないか。」と、やや怒り気味で言いました。私は「知らんがな。」と答えるのが精一杯で、ケータイなどの所持品を返却してもらい、警察署を後にしました。
以上、半年くらい前の、さわやかな朝の出来事でした。
― おしまい ―
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