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日本の緑茶が世界的な注目を集めるなか、外国人の茶道への関心も高まっています。

そんな茶道の世界観を凝縮した”茶室”を、透明な素材で作り上げた作品『Glass Tea House』をご紹介します。
Glass_Tea_House_Tokujin_Yoshioka

この作品は、世界的に高い評価を受ける日本人デザイナーの吉岡徳仁さんが2011年に発表したもので、日本の茶道における世界観などと共に、外国メディアなどでも数多く取り上げられています。

千利休が完成させた茶道の世界では、茶室へと向かう小道や、その小道を飾る季節の花や木々、そして、閉ざされた茶室のなかでは、主人が茶や茶器、菓子や花だけでなく、光さえもコントロールして客人を持て成すものですが、この透明の茶室を用いた場合には、どのような持て成しが行われるのでしょうか。

透明な茶室の屋根は、透明な瓦ぶき

この完全シースルーの茶室の屋根に葺かれた瓦は、全て独立したパーツです。
Glass_Tea_House_roof_parts_Tokujin_Yoshioka

この透明の瓦が、並べられ・・・
Glass_Tea_House_roof_2_Tokujin_Yoshioka

透明な瓦屋根が出来ています。
Glass_Tea_House_roof_Tokujin_Yoshioka

この茶室に座れば、360度の自然を堪能できる

作品は10分の1スケールで作られたものなので、実際に茶室のなかに入ることは出来ませんが、もしこの茶室に座ることが出来れば、茶室を取り囲む360度の自然が堪能できますね。
Glass_Tea_House_bird_view_2_Tokujin_Yoshioka

Glass_Tea_House_bird_view_Tokujin_Yoshioka

画像を良く見ると分かりますが、床の間の床柱まで透明ですね。

この作品は、2011年の第54回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の出展作品です。