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お茶の秋月園シリーズ第3弾です!

長崎玉緑茶』、『長崎南蛮焙じ茶』に続きまして、お茶の秋月園の『長崎和紅茶』です。 
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さて、このところ注目が集まっている日本の国産紅茶”和紅茶”です。

「和紅茶」という言葉そのものは、日本コカ・コーラ社が商標登録済みなんですが、ちょっと調べてみると、「長崎和紅茶」という言葉では、この”お茶の秋月園”が商標登録申請をしています。

紅茶といえば、インドやスリランカが真っ先に思い浮かびますが、日本国内のお茶関係者の方々も、試行錯誤を繰り返しながら、紅茶作りに取り組まれています。実は、日本の紅茶づくりの歴史は、最近になって突然始まったものではなく、明治初期から国策として取り組まれていた過去があったりします。

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お茶の秋月園『長崎和紅茶』は、焙じ茶と同じく、メッシュタイプのティーバッグに入っています。

このティーバッグが出てくると、以前のタイプよりも期待できる気がします。

茶葉がティーバッグの容量の分だけ、しっかりと開いてくれる気がする。
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パッケージ記載の内容量を見ると、ティーバッグひとつ当たり3グラムなので、一般的なティーバッグと変わらない量ですが、何となくたっぷりと入っている気がします。

やっぱり、この三角形のテトラ型ティーバッグ、良いですね。

さて、お茶が抽出されるのを眺めてたら、水色は綺麗な赤色になりました。
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味の方は、まず紅茶の酸味と共に、フルーティーな風味が口の中に広がります。

熟したリンゴのような酸味と甘みを兼ね備えた風味です。

一般的に「和紅茶は、パンチが足りない」と言われていますが、インドやスリランカと同じものを作っても個性が無いので、この丸くて優しい感じの紅茶は、日本らしくて良いなぁと感じました。

抽出後の茶葉は、こんな感じ。
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少し青みがかったように写ってますが、実際に目で見ると、もっと赤みがかってます。

あと、「和紅茶は、三煎目まで飲める」という定説もありますが、この『長崎和紅茶』に関しては、二煎目でも、かなりヘタってますので、一煎で出し切る方が良いと思います。

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中国から伝来した緑茶が、日本独自の文化の中で、現在の高みまで突き詰められたように、国産紅茶”和紅茶”も、日本らしい進化をして新たな紅茶文化を創造してくれると楽しいですね。

一応、念のために書いておきますが、紅茶というのもそもそもは中国発祥のもので、イギリス人が紅茶の美味しさに魅せられて、インドなどでプランテーションを始めたものです。


以上、国産紅茶”和紅茶”の今後に期待しつつ、お茶の秋月園より『長崎和紅茶』でした!