バンコク在住の会社員KJのタイ・サッカープレミアリーグの観戦レポート第一弾です。

当コラムで初の観戦リポートは、タイプレミアリーグ(1部)13位のポリスユナイテッドと、首位を走るムアントンユナイテッドの試合(2014年7月6日、第22節)です。
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ポリスユナイテッド(以下、ポリスU)は、1960年にタイ国家警察のチームを母体に創設されタイ・ディビジョン1リーグ 優勝3回、タイ・リーグカップ優勝3回、コーロイヤルカップ優勝、クイーンズカップでは準優勝2回という名門チームです。

現在の体制になったのは2009年、ホームのタマサートスタジアムはバンコクから車で50分の場所にあり、タマサート大学の広大な敷地の中にある近代的なスタジアムで、とても大学敷地内にあるものとは思えないほどです。
 
ポリスUの現在のメインスポンサーは大手保険会社のプロミス保険(Promise insurance)で、2010年からタイプレミアリーグに定着し、タイ代表でもあるキャプテンの9番でエースストライカーのスラチャート(Surachart)選手、10番のMF ポッカオ(Pokkhao)選手、若手でも成長著しい21番でアタッカーのピヨ(PIYO)選手、また今期からは、ジュビロ磐田や東京ヴェルディでプレーした西紀寛選手が加入し、シーズン当初は試合に出ていないようでしたが、6月14日のスパンブリー戦や28日のエアフォース戦では見事なゴールを決めています。

西紀寛選手については、Jリーグではジュビロに居た頃しか覚えていないのですが、ドリブルが得意な攻撃的MFというイメージで、タイのサッカーに慣れてくればさらに活躍してくれると思います。

ムアントンユナイテッドの写真も。
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前半(西紀寛選手、シュート放つもゴールならず)

ゲームは前半、後半を通してお互い同じように前線にボールを出してゴールを狙う展開でしたが、ムアントンが12分、33分のチャンスをモノにして2点リード、この時にはこの後起こるトラブルの兆候はまだ見られなかった(ような気がします)

西紀寛選手は前半、主に右サイドから攻めあがって攻撃参加、下の画像はフリーでシュートを放ったものでGK正面で止められてしまいました。 
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後半(審判による不正判定で騒然)

後半開始早々、ポリスUのエースのスラチャートがゴールを決めて2-1となります。

西紀寛選手は前半とは異なり主にやや左サイドから仕掛ける動きになり攻撃参加しますが、得点には至らず74分には交替のためベンチへ、このあたりから様子がおかしくなって来ます。(あえて今回はどちらにということは書きませんが)審判のジャッジがどうも偏っているのです。

最初は「あれ?」という感じだったのですが、終了間際に立て続けに「今のどう見てもおかしいだろ!」と言いたくなるような判定が下されます。あたかも片方のチームに勝ってもらっては困るという意図的な判定です。

これにはスタジアム内も騒然となり、客席からは怒号が飛び始め、不利な判定をされた側のベンチからはここでは書けないような言葉が審判に向けて発せられ、ホームゴール裏からも激しいブーイングが起こる中、試合は終了しました。

タイではよくあることなのですがピッチには審判を守るため警官が並び今にも殴り掛かろうかという(チームのかなり偉い方であろう)人物を必死でなだめ、その恐ろしさに怯える審判を囲むようにサポーターから罵声を浴びせられながら控え室に戻って行きました。

タイサッカーの不正判定事情

実際に不正があったかどうかはわかりませんが、タイではこのようなことが頻繁に起こります。また不正が多いと言われた審判が銃撃を受けて重傷を負った事件も発生し、昨年のFAカップでは日本から招聘された吉田寿光が不正を持ち掛けられたり、チーム同士で勝ち負けを売り買いしているという事実もあるようです。

参照: サッカーのタイプレミアリーグ、審判員が撃たれ重傷(ニュースクリップ)

これらの問題はタイサッカーリーグにとって大きな課題であり、まだまだ日本に比べて遅れている部分は多いのは事実ですが、私はタイのチャンピオンはこのようにして作られているのでは無いと信じています。

西紀寛選手に関する動画

スパンブリ戦での西紀寛選手のゴール(22秒あたり)


エアフォース戦での西紀寛選手のゴール(34秒あたり)

COP TV 西選手にスポットを当てた動画


ポリスユナイテッドのチーム紹介 西選手も登場します。

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