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バンコク在住の会社員KJさんのサッカーコラムです。
 
AFC U-16選手権2014グループB 第一試合 9月6日 日本×香港観戦リポートです。 
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U-17ワールドカップのチリ大会を賭けた戦いが始まりました。

この大会で上位4位以内に入れば日本は5大会連続となるU-17W杯出場が決まります。具体的にはグループ2位以内に入り、決勝トーナメント1回戦に勝てばベスト4以内が確定します。
雨によるピッチコンディションの悪い中ボールを支配し続ける日本

日本は今回オーソドックスな4-3-3システム。先発はGK 鶴田海人、4バックのDFは田中康介、下口稚葉、麻田将吾、堂安律、MFは吉田峻、藤本寛也、田中碧、トップ下に佐々木匠、FWは半谷陽介が右サイド、左サイドに安井拓という布陣、試合前から強い雨が降る中、日本は圧倒的なボール支配率で香港を攻め立てます。最終lラインはオフサイドが無効にならないギリギリまで上げて相手に付け入る隙を与えません。
香港戦での佐々木匠選手

ただ香港も得点されるのを極端に恐れているようで11人全員がペナルティエリア付近にポジションを取り狭いエリアに日本を追い込んで攻撃の目を摘む作戦に出たためある程度までは攻めあがるのですが、いかんせんスペースが無いため決定機を作るまでには至りません。それでも藤本や半谷がわずかなスペースをついてシュートを放ちますが得点には至りません。香港はときおり日本陣内に侵入しますが、最終ラインがうまく相手をいなして決定機はつくらせないという安定した戦いぶりを見せてくれます。

30分過ぎには藤本が縦に長いスルーバスを出すと田中康介が相手DFをかわしてフリーの佐々木にパスを出すのですが、あわやゴールというタイミングでシュートは大きく外れてしまいます。その後も日本は相手陣内でボールを支配し続けて香港を手玉に取りますが、狭い範囲でチェックされるためやはりゴールは出来ず前半は終了。

堂安と菅の2発で快勝

後半も相変わらず日本が主導権を握ります。54分に左サイドから田中碧が出したスルーパスに堂安が反応、相手DFの競り合いからボールを奪い反転して豪快なシュートをゴールに決めてようやく日本先制!その後も麻田のミドルシュートや堂安を基点にした攻撃によりチャンスを作り続けます。そして60分には田中に代えて菅大輝を投入すると直後には管が豪快なミドルを放ち、弾いたボールに安井がゴールに蹴りこむが惜しくもオフサイドでノーゴールとなった。

68分には半谷に代えてFWの斧澤を投入して追加点を狙う日本、72分に安井から斧澤に絶妙のパスが送られそのままペナルティエリア付近までドリブルで持ち込むが相手DFに倒されFKを得るとそれをキッカーの管が相手の壁をものともしない豪快な左でゴールに叩き込み2点目、試合の流れから考えると決定的なものとなります。

その後も日本は安定したボール廻しと守備で相手にほとんど良いプレーをさせずゲームをコントロールしたまま試合は終了、大事な初戦を安定した戦いぶりで貴重な勝ち点3をものにしました。

次戦は、中国代表との試合です。