キャプローグ

無邪気(な)

カテゴリ:世界のお茶 > インドの茶

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昨日は、タイ緑茶ブームの仕掛け人であるタン社長の話で、「タイの緑茶は甘い」という”タイ旅行あるある”に触れましたが、本日はインドにおける緑茶の話題です。

インドは、アッサム、ダージリン、ニルギリなどの世界に名の知れたお茶の産地を有し、東インド会社から始まるヨーロッパ向けの紅茶生産が主力で、 中国に次いで第2位の茶葉生産量を誇るお茶大国です。

ただし、庶民の間では”チャイ”と呼ばれるミルクとスパイスを混ぜたお茶が好んで飲まれており、日本とは随分とかけ離れた喫茶文化が育まれています。

そんなインドでも、「緑茶が体に良いらしい」という情報が届いているようで、インドのニューデリーテレビ社のグルメ記事にて、インドで市販されている緑茶の飲み比べをしていて、これがなかなか興味深いです。
green tea_600

まず、緑茶そのものの味を楽しむシンプルな緑茶については、10点満点で3点、4点、3点という厳しい評価。

ブランドごとの違いがあるようですが、「刺激が強すぎる」「後味に酸味が残る」「香りが足りない」など、緑茶そのものの味には、あまり魅力を感じないようです。

"【茶ネタ】 インド人「緑茶は、レモンとかミントとかの味をつけるとグッド」"の続きを読む

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インドは、中国に次ぐ世界第2位の茶生産国で、東インド会社による茶木の持ち込みを契機として、主にイギリス向けの紅茶生産を行っている。

インドの茶の3大産地は、アッサム、ダージリン、ニルギリです。

中国の茶生産量データと比較してみると、インドは2005年まで世界第一位の茶生産国でしたが、その後、急激に中国の生産量が伸びたため、現在は大差となっていることが分かります。
india_tea_production_statistics
 年度ごとの数値は、以下のとおりです。(単位:トン) "【茶の統計】 インドの茶生産量の推移 (1961-2012年)"の続きを読む

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英国の老舗トワイニング(Twinings)が運営するバンコクにあるティーハウス” Twinings Tea boutique (トワイニング・ティー・ブティック)”で飲んだ白茶(ホワイトティ)です。

50グラムで1000バーツ(3000円超)という高価なお茶『OKAYTI WHITE DARJEELING TEA(オカイティ・ホワイト・ダージリンティ)』です。
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まず、”オカイティ(OKAYTI)”というのは、インドのダージリンにある”オカイティ農園”という当地最高峰の茶農園の名称です。

オカイティというのは、そもそもはランドゥ(RANGDOO)という名称で、1870年代初頭にイギリス人が始めた茶園ですが、ヒマラヤ山系の豊かな自然の中で育てられた茶がイギリス人の心を掴み、ロンドンのティーオークションで「唯一のオッケーなお茶(ティー)だ!」と絶賛されたことから、”オッケー・ティー”から転じて”オカイティ”と呼ばれるようになったという歴史を持つ農園です。

ということで、オカイティというのは、ダージリンを代表する茶農園のひとつなのです。 "【茶】 OKAYTI WHITE DARJEELING TEA (Twinings) インド・白茶"の続きを読む

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今月のキャプローグは、”インドのお茶”強化月間にします!

ってことで、インドの庶民的なお茶であるチャイを、自宅で作ってみます。 
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まず、チャイを作るのに必要なモノをひと通り、買い揃えました。

茶葉は、とりあえず1種類あれば十分なんですけど、バンコクのバフラット(リトル・インディア)では、500グラムパックが250円くらいと激安だったので、売ってるものを全種類買ってきました。

写真左上の『WAGH BAKRI Perfect(オレンジの袋)』と、写真右下の『Brooke Bond RED LABEL(赤い箱)』が人気あるらしく、どっちかを買うのが無難なようです。 
  "【茶】 インドの本格チャイを、自宅で作ってみた。 (材料編)"の続きを読む

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さて、インドの本格チャイ作りの材料編から2日が経ちまして、いよいよ実践編です。

この美味しいインド本格チャイが出来るまでの工程を、ご紹介いたします。
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このチャイ作りなんですが、思いのほかスピードと手際の良さが要求されます。

今年の初め頃に初めてインドを訪問して、本当にゆっくりとした時間の流れに癒され、そして、苛立ち、苛立ち、そして、苛立ったものですが、チャイを入れる時だけは、そんなインドペースでは到底、無理。美味しいチャイなんて飲めません。
  "【茶】 インドの本格チャイを、自宅で作ってみた。 (実践編)"の続きを読む

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