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カテゴリ:お茶大全 > お茶用語辞典

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イレブンジィズ・ティーとは、午前11時に紅茶を楽しむイギリスの紅茶習慣。アフタヌーンティーの午前版で、お菓子などと共に楽しむ。所要時間は、15分から30分程度。

1849年にイギリスのアングリア地方の習慣として午前11時のお茶休憩の記述が見られ、イレブンジィズ(Elevenses)という言葉は1889年に書かれた文章に記述が最も古い。
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日本では、午前の休憩時間は10時と設定されることが多いが、欧米では11時を採用することが多い。 "【茶語】 イレブンジィズ・ティー (Elevenses tea)"の続きを読む

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イングリッシュ・ブレックファストティーとは、朝食時に飲む紅茶習慣。

イギリスの朝食は、フルブレックファストと呼ばれ、他国の朝食と比べてボリュームがあるため、紅茶も大きめのカップで提供されることが多い。(写真はBBC
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起源には諸説あるものの、有力な説では、イギリス植民地時代(1843年)の米国ニューヨークで、茶商のリチャード・デイビスが、功夫茶をベースとしてペコーや包種茶などをブレンドした紅茶を1ポンドあたり50ポンドで販売したところ人気を博し、 本国イギリスへと伝わったというものがある。また、元来はスコットランドの飲茶習慣であったものを、ビクトリア女王が世間に広めたという説もある。

現在のイングリッシュ・ブレックファストティーの茶葉は、アッサムやセイロン(スリランカ)、ケニアなどの茶葉がブレンドされるほか、高級なブレンドでは、中国のキーマンが使用されることもある。 
  "【茶語】 イングリッシュ・ブレックファストティー (English breakfast tea)"の続きを読む

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アーリー・モーニングティーとは、朝の目覚めと共に飲む紅茶習慣。起き掛けの一杯。

ベッドの上で飲む紅茶という意味から、”ベッドティー”とも呼ばれ、ビスケットやトーストなどを添えて、トレーに乗せて提供されるのが基本。

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写真は、ベッドで紅茶を飲むクイーンエリザベス2世。
  "【茶語】 アーリー・モーニングティー (Early morning tea)"の続きを読む

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日本三大銘茶とは、日本を代表する3つの産地の茶を表すもので、宇治(京都)、静岡、狭山(埼玉)と記載されることが多い。狭山を除いて、知覧(鹿児島)を加えるものもある。
  • 宇治(京都)
  • 静岡
  • 狭山(埼玉) or 知覧(鹿児島)
ただし、”日本三大銘茶”という表現は、狭山茶の生産者や販売店などの記載のみで、宇治や静岡の茶業関係者による文章などで”日本三大銘茶”との表現は、見当たらない。

また、「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」 というフレーズが日本三大銘茶の根拠とされるが、この歌詞の出典となるのは、埼玉県入間地方で歌われる「狭山茶作り唄」である。

なお、日本五大銘茶もあり、こちらにも狭山茶は含まれている。 
 

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世界三大紅茶とは、日本の紅茶販売店や専門書籍などで挙げられているダージリン(Darjeeling/インド)、ウバ(Uva/スリランカ)、キーマン(祁門/中国)のことを指す用語。世界三大銘茶とも言う。
  • ダージリン(Darjeeling/インド)
  • ウバ(Uva/スリランカ)
  • キーマン(祁門/中国)
日本の紅茶研究家として名高い磯淵猛氏は、著書『紅茶の教科書』のなかで、「インドのダージリン、スリランカのウバ、そして中国のキーマン。この3つが世界三大銘茶と呼ばれる紅茶の最高峰」などと記述している。

ただし、英語の情報源では、ダージリンを世界最高の紅茶と記述する文書は数多くあるものの、ウバとキーマンを加えた3つを「三大紅茶」とする記述は極めて少ない。
  "【茶語】 世界三大紅茶 (せかい・さんだい・こうちゃ)"の続きを読む

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