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無邪気(な)

タグ:アピシット首相

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ife_borタイ政局の今年最大の山場となる総選挙が、今年中旬頃に開催されると予想されるなか、タイの英字紙ネーション紙が、主要政党4党に対して、政策に関するインタビューを行っています。

個々の政党の政策を総括するために、それぞれの政党の政策をまとめてみます。

まずは、タイの政権与党で、アピシット首相らの所属するタイ民主党から。

タ イ民主党では、経済発展により国民の所得を増加させるための政策を中心に、次期選挙を戦う予定です。世界的な石油価格の上昇などによって生活コストが増加 する中、十分な所得の上昇が実現しなければ、タイという国家の存続が危ぶまれるとして、国民所得を国際水準まで引き上げたい考えです。
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今月9日から5日間の予定で行われるアピシット首相ら現役閣僚に対する不信任決議に向けて、与野党の駆け引きが始まっています。

不信任決議は、4日間で討論が行われ、5日目に議員らによる投票を行い決議する予定で、討論の時間は全体で66時間、うち20時間が不信任案の対象者に割り当てられ、また、連立与党に対して6時間が野党への反論の時間として設定されています。

つまり、各勢力の持ち時間は、野党40時間、与党26時間ということになります。

こうした長時間にわたる議論について、野党プアタイ党のチャルーム議員は「大衆の関心が薄れるため、連立与党に有利だ」と話しており、国会運営を知り尽くす民主党の動きを警戒しました。

チャルーム議員は、不信任決議のような敵対勢力の糾弾などで存在感を示す議員で、今回の討論においては討論最終日となる4日目に登場し、携帯電話事業者の3G契約や、スマートIDカード、高架電車BTSの新路線の建設契約などを中心に、他の野党議員の演説で抜け落ちた点について閣僚らを追求する予定となっています。

また、独自の討論戦略で知られるプアタイ党のミンクワン議員は、アピシット首相およびステープ副首相を標的とするというチャルーム議員の考えに否定的な考えを表明し、不信任決議を優勢に進めるためには、タクシン元首相の政権時代の実績を明らかにすることによって、現政権の欠陥を指摘することが望ましいと話しています。

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タイの与野党は1日、アピシット首相を含む閣僚10名に対する不信任案の討議について、来週9日から13日の日程で行うことで合意しました。

9日から12日の4日間、野党議員による閣僚らを追求する意見表明が行われ、13日に議員の投票により決議されます。

なお、不信任案の決議の前日である3月12日は、昨年の赤シャツ軍団による反政府集会が開始された日に当たるため、バンコク都内における大規模デモ集会が予定されています。

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タイ最大野党のプアタイ党(親タクシン派政党)は28日、アピシット首相を含む現政権の大臣9名に対する不信任案を提出しました。29日にも、同案がチャイ議長に手渡されます。

不信任案の対象となる首相および大臣は、以下の10名です。

アピシット・ウェチャチーワ首相
ステープ・タウンスバン副首相
コーン・チャティカワニット財務大臣
チュティ・クライリクシュ情報通信技術大臣
ソポン・ザルム運輸大臣
ポーンティヴァ・ナカサイ商業大臣
カシット・ピロムヤ外務大臣
オンガート・クラムパイブーン首相府大臣
チャワラット・チャーンウィラクン内務大臣
スパチャイ・ポス副・農業協同組合大臣

不信任決議案の提出理由について、プアタイ党のミンクワン議員は、昨年の5月19日の赤シャツ軍団のデモ集会排除時における不法な軍隊投入のほか、権威の悪用と腐敗、タイ国内外における政治的失策、経済政策での失態などが挙げられると話しています。

不信任決議は、プアタイ党議員30名が政府を追及するために4日間に渡って演説を行う予定で、5日目に議員による投票を行い、採決が行われます。

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タイのアピシット首相は26日、憲法改正が順調に進めば、4月にも総選挙が可能であるとの考えを明らかにしました。また、現在行われている反政府デモ集会が、暴動などに発展すれば、総選挙の日程がずれ込むと話し、市民団体PADなどを牽制しました。

タイ国会では現在、憲法に含まれる選挙に関する条項を巡って議論が行われており、2月下旬にも、全ての手続きが完了する予定となっています。 "タイ首相「デモ集会が平和的なものであれば、4月にも解散総選挙」"の続きを読む

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