"タイに緑茶飲料業界を作った男"と言っても過言ではない"タン社長"が率いるイチタングループが、タイ証券取引所に上場してから3日が経ちました。

IPOの公募価格13バーツのイチタン株は、初値で16.50バーツをつけ、初日（21日）の取引を16.20バーツで終え、2日目（22日）は少し落ち着いたものの、3日目（23日）の取引では再び上昇し、17.30バーツで取引を終えています。
コスプレばっかりやっている”目立ちたがり”なタン社長ですが、結婚式用の写真屋さんを当て、日本食ビュッフェのオイシグループで当て、そのオイシグループを売却後、再びイチタングループとして創業僅か3年でタイ証券取引所に上場させ、見事な経営手腕を発揮しています。

参考：茶飲料大手イチタン、創業３年でタイ証取上場（newsclip）・・・タン社長略歴など

"【茶NEWS】 タイの緑茶飲料界をリードするタン社長率いるイチタン、株式好調"の続きを読む

タイのニュースをお伝えします。キャップ（@capbkk）です。

昨年（2011年）の大洪水によりアユタヤの工場が被災したイチタングループのタン社長（写真右から2番目）が、アユタヤ・ジェネラル保険より、保険金8億9670万8691バーツ（約24億8809万円）を受け取りました。

イチタングループでは、今年11月11日に工場を再稼動させる計画でしたが、洪水によって故障した設備の改修が不十分であるとして、今月に入ってからも改修費用として20億バーツの追加予算を投入することを発表していました。

同グループのアユタヤ工場（ロジャナ工業団地）は、稼動時には月1500万ボトルの緑茶ペットボトルの生産が可能です。