これは歴史的快挙かと。
タイの超名門大学のひとつに数えられるタマサート大学に通うニューハーフ学生ら５名が、女子学生の正装での卒業式出席を大学当局から許可されました。

タイの大学卒業式では、王室関係者が卒業生らに対して卒業証書を授与する儀式があることから、タマサート大学は「ニューハーフ学生の女装での卒業式出席」の可否についてタイ王室に問い合わせを行いました。これに対し、タイ王室からは「大学が決めるべきことである」との回答があったことから、大学当局では「ニューハーフ学生の女装での卒業式出席」について独自に判断を行い、これを認めるとの決定を行いました。

この件について、タイ高等教育委員会は「他の大学の生徒らが、この（タマサート大学の）ルールを、当然の権利だとは考えないで欲しい。それぞれの大学ごとに、考え方は違う。」としており、タマサート大学の事例が、即座にタイ全土の大学のルールとはならないとの考えを示しています。

タマサート大学の卒業式は、今月30日に行われます。
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